一日様子を見るという話だったが、結果4日の入院だった。
急性腹症
先日、母が入院した事は当Blogでも記事にした。
腹痛によってその前日に救急搬送されたワケだが、結局は痛み止めに留まってしまった結果から、その翌日にかかりつけの病院に行き、そのまま入院となった。
病名は急性腹症と入院計画書には書かれていたのだが、要は腹痛という事。
その腹痛の実態は、便秘によるものなのだが、入院した当日に摘便した事で、腹痛はほぼ収まった感があったのだが、念の為、一日様子を見ましょうという事で入院となった。
ところがその翌日に退院という話にならず、結果、さらにその翌日の夕方に循環器の医師より電話があり、退院できるという話になった。
ただ、電話があったのが夕方という事もあり、退院はその翌日となった。
結果、入院は4日に渡ったわけだが、腹痛があったのはほぼ初日のみであり、他の日は経過観察という感じだった。
とりあえず、昨日退院手続きを行い、母は退院してきたワケだが、今回の入院の原因も含めて、日々の介護においても、今その体制を見直す必要がある事を指摘されていた。その矢先の入院だったので、その見直しを急ぐ必要があると言えた。
介護の見直しというのが、訪問看護を入れるという事である。
訪問看護指示書
訪問看護とは、介護の中で看護師しか行う事ができない事を自宅で実施してもらうためのサービスを指す。
ウチの母親は、カテーテルを入れ排尿しているが、このカテーテルの交換、洗浄などの取扱いは、まさしく医療行為にあたり、ヘルパーでは行う事かできない。
母はこのカテーテルを使った排尿などにトラブルが発生し、それが原因で入院を繰り返した事から、泌尿器の医師から訪問看護を入れた方がいいというアドバイスを貰った。
ケアマネージャにその旨を相談したところ、訪問看護師を入れる事はできるという事になったので、その手続きを進めた結果、医師から訪問看護指示書を貰ってほしいと言われた。
訪問看護師にしても、医師からの指示書がないとその行為ができないという事らしい。
なので、いつもカテーテルの交換をしてもらっている医師に、その指示書を書いて貰うべく依頼した。
依頼したのは、入院になった前の週だったのだが、たまたま泌尿器科の医師が在院だった時に母親が入院となったので、今回の入院の件も含めて訪問看護指示書は書かれたと考えられる。
その訪問看護指示書が本日出来上がったと連絡が来たので、そのを受取ってきた。
これで、関係者ミーティングを開き、その後介護計画に組み込んでいく事になる。
嵩む介護費
訪問看護指示書が作られた事で、この次は関係者、つまり要介護者とケアマネージャ、そして実際に訪問看護をしてくれる看護師で集まって、指示書の内容に合わせて、今後の介護計画を見直す事になる。
3月に一度介護計画は大きく見直した。当Blogでもその件に触れた記事を書いたが、失語症となった母の介護では、見守りをどうするかが大きな焦点となり、そこから介護費用がかさんでいく事が明確になった。
なので、今現在の介護費用は、既に介護保険の枠を超え、実費で支払っている部分があるのだが、今回の訪問看護を追加する事で、その自費部分がさらに拡大する事になる。
なので、前回増やした見守りの為のヘルパーさんと訪問看護を入れ替えるのは当然としても、その他の介護も見直す事になるだろう。
そして価格は多少増える程度にして、費用負担を軽くしようというのが、現在ケアマネージャが考えている方針らしい。
もちろん、その考え方は助かるのだが、私としてはそれによって母の見守りが手薄になるのは受け入れがたい事であり、その胸はケアマネージャにも伝えてある。
なので、それらを踏まえた上で、ケアマネージャは新たなプランを提示してきてくれるだろう。
訪問看護の関係者MTGは、来週後半に行われる。
その時にまた新たな費用負担が発生すると考えられる。
さてその内容はどんなものになるのやら…。