やっぱりこのルーターはダメか…。
騙し騙し使ってきたが
家庭内ネットワーク構築は、今の我が家ではライフラインとしても重要性を増している。
母の介護において、失語症となった母からの連絡を受ける為に使用している家庭用ナースコールは、このWi-Fiで接続され、私の部屋と、スマホに連絡を入れることになっているからだ。
しかも、その通信はWi-Fiネットワーク内だけでなく、そこを経由して外にいるモバイル通信経由で私のスマホにも連絡が届く。
だからこそ、通信媒体はライフラインと言えるレベルに昇華しており、これが不具合を起こすと、一大事なわけである。
だが、Buffaloの「WXR-5950AX12」は、光回線の通信でも問題を起こすし、Wi-Fiでも何故か切断するなどの問題を引き起こす時がある。しかも結構な頻度で。
先日も突然自宅でWi-Fiが繋がらないといったことが発生し、結局ルーターを再起動させる必要が出てしまった。
恐らくは処理するSoCの能力不足あるいは要求能力を熟す為にSoCが発熱し、熱暴走するのかもしれない。
過去にも問題を起こしているので、いいかげん安定したルーターに買い替えればよいのだが、普段何事もなく動いている時は普通に動くため、入れ替えるとなるとどこか躊躇してしまうという、実に厄介な状態になってしまっている。
だが、安定性を求めている以上、この問題を起こしている状態が起きるということそのものを無くさないといけないわけで、現在、その代替ルーターをいろいろ検討しているというのが今の状態である。
QNAPも良いのだが
で、その入れ替え機種の筆頭として考えたのが、以前当Blogのコメントで紹介いただいたQNAPの「QHORA-301W」というWi-Fiルーターなのだが、確かに安定しているという話をよく聞くものの、結構な発熱になる機種ということがわかり、導入を躊躇った経緯がある。
いや、発熱してもちゃんと動作してくれれば良いのだが、発熱するということ自体、ルーターに負荷を掛ければ熱暴走の可能性を高めることになるので、躊躇うなという方が無理な話。
そこで国産ルーターを再度検討の場に持ちだして考えた結果、NECのAterm「WX11000T12」が候補にならないか? と考え始めた。
今のBuffaloのルーターを使用する前は、私はYAMAHAとNEC、NTTデータのルーターしか使った事がない。特に長年使用していたのがNECのAtermシリーズで、これらが安定して動作することをよく知っている。
今Buffalo製を使用しているのは、旧来使っていたルーターが古かったため、通信技術の底上げの為に買い替えたというのが理由である。
なので、本当ならNEC製Atermシリーズを導入したかったところだったのだが、Buffaloの「WXR-5950AX12」を導入したことで、安定性に一部欠ける結果となってしまった。
「WXR-5950AX12」も、モノは悪くはないのだが、私の環境では許容できない部分があった、ということである。
WX11000T12
正直、Atermの最上位機種「WX11000T12」の安定性も、実際に利用して分かっているというものではないので、どこまで信憑性のあるものなのかはわからない。
メッシュWi-Fiの機能が不安定らしいとか、メッシュWi-Fiはメーカー独自規格だとか、理解していないところも多々ある。
それでも私が長年使用していたAtermシリーズというブランド力で、安定しているであろうという結論で、今「WX11000T12」を検討しているところがある。
また「WX11000T12」を検討している理由がもう一つある。
それは、購入する場所によって3万円後半ぐらいの価格で導入できるということである。コストメリットは、残念ながら今の私としては重要項目でもあり、QNAPの QHORA-301Wでは、残念だがこの価格での導入は無理なところがある。
コスト、スペック、安定性などをブランド、製品を含めた前評判で検討すると、自然と「WX11000T12」という結論になるわけである。
ああ、LAN端子として10Gbpsがある、という条件を必須にしての話なので、その条件からなければもっと選択肢は広いとは思う。
というわけで、Atermの「WX11000T12」が最近ちょっと気になっている。
コイツが比較的熱に強く、安定動作してくれるルーターだとわかれば、すぐにでも買い替えるのだが…。
なかなかそういったレビューも見かけないので、さてどうしたものか…。