入院していた母が今日退院してきた。
無事退院したはいいが
今日の朝、10時過ぎに母の着替えを持って病院へ行く。
11時から退院という事で、30分ほど前に着替えを持っていく事になっていたので、少し早めに病院へ向かった。
以前からの経験で時間丁度に向かうと必ずと言っていいほど手間取って遅れるからだ。
着替えそのものはそんなに時間はかからないのだろうが、院内で処方された薬の説明やら、今後の通院予定の確認など、家族への申し送りが結構あり、結果、11時を過ぎてからの退院となった。
入院時の費用に関しては、待っている間に精算は済ませている。
今回の費用は3週間で12万円を超える費用になった。コレ、高齢者保険の金額で限度額適用認定を適用させるより安い価格でこの金額である。
介護タクシーを多少待たせてしまったが、無事退院となったので、そのまま自宅に戻る。
母からすれば三週間ぶりの我が家である。
自宅に入るなり、母をベッドに寝かせ、入院前の状態に戻していく。
が、私が三週間そうした事をしてこなかったせいか、私がそのルーチン的行動ができなくなっている事に気づく。
自宅に戻ってきた時間か時間なので、母の昼食の時間になるわけだが、昨日準備した食事を母に食べさせる。これにしても、今までルーチンとして行ってきた事だが、それが以前のように上手くいかない。
完全に私がその手順を忘れてしまっているのがその原因なのだが、三週間やらなかっただけでこうまで行動が劣化するものか?
ま、スムーズに事が進まないのは私だけの理由によるものではないのだが、自分の積み上げてきた物を再び積み上げ直さなければならない事は間違いない。
母の様子がおかしい
母が自宅に戻ってきた事で、おかしな感じになっているのは私だけでは無かった。
母も三週間病院にいた事で、今一つ自宅での在り方に馴染みきっていない感じがあるようだ。
特にベッドの上での体位の持たせ方にどうも収まりが良くないのか、自分の楽なポジションをなかなか決められず、試行錯誤しているようだった。
人間の体というのは、環境に合わせて変化していくのだろう。この三週間で母の体は自宅の環境と合わなくなってしまったのかもしれない。
また徐々にだが自宅に合わせて行くしかない。しばらくは試行錯誤の日々が続くだろう。
介護計画の変更の必要性?
今回、母が入院しそして帰宅した事で、今後の介護計画がまた変更となると思われていた。
ただ、今回は退院時のカンファレンスか行われなかった事で、介護関係者に対しての申し送りは病院からのサマリーしか存在しない。
なので、基本方針は以前と変わらず、介護関係者の日程調整のみ行われる事になる。
母の通院予定に関しては、大きな変更はないものの、来月の泌尿器科への通院日程のみ変更されていた。いや、変更されたというか、新たに設定されたといった感じか。
丁度、整形外科の受信がある時間に合わせて、次回泌尿器科の受信日と時間が設定されていた。
単純に母が入院していて、病院関係のその他の事は予定どおりに事が進み、計画されていた…結果から見ればそんな感じであった。
ただ、院外の事に関しては、変更が必要になる。いくらカンファレンスが不要だったとはいえ、前述したように母がまだ自宅の環境に馴染めずに戻れない状況なので、介護する側としては、その不安定な状態の母の相手をする事になる。
なので、しばらくは母の様子を見ながらの試行錯誤になるだろう。
とりあえず、母が退院してきた事で通常のあるべき日常に戻ることになる。
しばらくはギクシャクするだろうが、何事も無く元に戻れる事を期待しつつ、トライ&エラーを繰り返していこうと思う。