やはり7年落ちではもう無理なのか?
Windows10のサポート要件
Windows10は基本的にMicrosoftからのアップデートを続けている限り、今後アップグレードが必要ないOSとなっている。
いや、言い方が良くないな。
Windows10 HomeからProなどのアップグレードは存在するものの、Windows10より未来の新しいOSへのアップグレードが必要の無くなったOS、と言うべきか。
とにかくグレードさえ同じであれば、Windows10はMicrosoftからのアップデートを受け続けている限り、そのままOSとして使用し続ける事ができるOSへと変わったと言える。
ただし、この言葉をそのまま信じていてはいけない。
このアップデート要件には、システム要件というものがついて回っていて、そのシステム要件から外れてしまうと、アップデートそのものが不可能になる可能性がある。
あくまでも可能性なので、実際にはインストールできてしまうケースもあるだろうし、公式にもアップデートできない、とは言っていないので、ある程度の要件を満たしていなくても問題はないのだろうとは思う。
しかし、基本的にはWindows10のシステム要件がアップデート毎に時代併せてに変化し、そこから外れていくハードウェアから、対応機種から外れていくという事を想定しなければならないように思われる。
で、私が知る限り、2019年のバージョン1903から、このシステム要件が変わったようである。
具体的には、セキュリティなどに対応するために、CPU等に望ましい要件が加わっており、高い安全性を実現するために一定の年代に発売されたハードウェアを推奨しているようである。
更新できない
で、このシステム要件から外れたのが原因なのか、その他に理由があるのかはわからないが、私が使用しているVAIO Duo 13、2020年の今の段階では既に7年落ちとなっているノートPCだが、これのWindows10の更新が途中で止まってしまうという現象が発生している。
以前、当Blogでもその事を記事にして書いたのだが、2020年2月16日の時点で更新が30%のところで止まり、その後進行しないという状況になる。
なので、今はもう更新を諦めてしまっているのだが、そもそもWindows10は、このアップデートを2回前まではサポート対象とするものの、それ以前のWindows10のバージョンはサポートしない、という事を明言していたハズなので、今の私のVAIO Duo 13はまさにサポート外で動作させている事になる。
何故更新ができないのかは全くわからないが、おそらくVAIO Duo 13を構成しているハードウェアが古くて、何かデバイス周りで更新を阻害する要因になっている可能性はある。
こんな状態なので、今後も安全に使っていく事を考えるなら、やはりハードウェアそのものを更新する事を検討するしかないだろう、と漠然に思っている。
…この話も以前にしている訳なのだが。
そこでMac登場
で、ココから最近の私のMacBook Pro 13インチ 2020年版の話へと繋がるわけである。
使用する環境から考えて、Macでも問題はない、という判断があり、もしどうしてもWindowsでなければダメならば、Boot Campを使ってWindows10をインストールするか、MacOS上でParallelsをインストールして仮想Windows環境を作ってやれば、業務として使用する事はできるだろう、という話になるわけである。
なので、もしMacにおいてWindows環境を擬似的にでも作れなくなる可能性があると、そもそもMacを選択する意味がなくなる。この事は、Apple Silicon搭載Macに関係していて、x86コードを走らせる事ができなくなるようであるなら、今のIntel搭載Macを選択する事が理にかなう事になる。
…それでも3年後くらいには、Apple Siliconが普及しきってしまい、Macにおけるx86コードの存在は切り捨てられる可能性はあるのだが。
素直にWindowsノートPCは?
となると、やはり考えてしまうのは、そもそも素直にWindows搭載ノートPCを検討すればいいじゃないか、という話である。
それはもっともな話ではあるのだが、私自身、Windowsは外せないとは思いつつも、幅広い観点から考えてWindows以外の選択肢を見据えていきたいと考えていたりもする。
その行き着いた先がMac OSという事であり、メインのデスクトップはWindowsでも、持ち運び環境はMac OSでいいかな? と考えたワケである。
ずっと以前の話だが、私は結構いろんなシステムを使ってきていて、その時の最終結論としてMac OSの使いやすさは格別である事を知っている。
当時はまだPowerPC搭載のMacだったが、OSの丁寧な作りはWindowsにはない良いものだった。Windowsはその後幾度ものアップデートやアップグレードを経て、かなり使いやすいOSへと進化した。
しかし、それでもユーザビリティは依然としてMac OSが上、と言われている。おそらく、その根本にある理由はiOSとAndroidの違いと似たような方向性の違い、という事に集約されるのではないかと思う。
というわけで、今の所MacBook Pro 13インチ 2020年版の購入確率はかなり高い。
問題となっているFinal Cut Pro X問題などがまだ公式に発表されていないので、今だ購入に踏み切っていないのだが、可能性としてはまだ消えていないプランである。
Intel Macを未経験のまま、Apple Silicon搭載Macに行く、という事も考えたが、Windowsとの切り離しが今すぐ起きてしまうといろいろと問題もあるので、2~3年の期間を現行Macで過ごす、という方針で今は考えている。
あとはタイミング次第だが…さて、どうしたものかな?