Retina Displayになった“iPad2 Plus”が年内に発売されるのでは? という話が浮上している。
こんな噂が出たのは、iOS5のSDKキットの中に2048×1536ドットの画像が見つかった事がその理由だが、もともとiPad2が出る時にもRetina Displayになるのでは? という噂があったワケで、その時には技術的な問題が伴ったため解像度は次期へと持ち越しとなったとされている。
だから開発キットの中に2048×1536ドットの画像が見つかったとなれば次期iPadの発売が近いのか? という噂も出て然るべきという所。
だが、iPad2発売からまだ半年という状況で次期iPadが発売される…というのも考えにくい。
というわけで、浮上してきたのがRetina Displayになり解像度が向上したiPad2、つまり“iPad2 Plus”というワケである。
だが、私としてはこのiPad2 Plusの存在も混乱を招く元になるのではないかと思ってしまう。製品乱発としか思えない。
消費者としては完全な新機種が出てくる方が納得がいくというものである。
ただ…製造業の人間という視点で見ると、こうした“確実に売れる製品”の登場は景気づけには良い製品だったりする。
この辺り、なかなかのジレンマだったりする。
何はともあれ、真実は見えないが可能性がないワケでもない。
Apple製品のブランド力が光る今、売る側からすれば売れる製品を展開したいところ。
世界的な景況感すら左右しかねない製品であるだけに、登場を待ち望む人も多いだろう。