Intel、Atom発表

 Intelが正式にAtomを発表した。
 AtomはIntelがモバイル向けに作った45nmプロセスによるコアだが、その中身はCore MAテクノロジで、Core2 Duoなんかと同じ系列になる。
 もちろん、より省電力で動作するよう改良されてはいるものの、動作クロックは1.6GHzが最高である事から、現在PCにおける主力のコアから比べてその処理速度は劣る。
 だが、その省電力性は半端ではなく、携帯電話クラスでも採用できるところに、このAtomの良さがある。
 だが逆を言えば、今の人々がモバイルで使用するアプリケーションはAtomレベルで十分使用可能という事でもある。
 もう少し処理速度が欲しいという声も出るだろうが、基本的にAtomベースで一般使用が可能という事。
 つまり、人々は日常使用するツールにおいて一定の基準を満たすコアを手に入れたという事になる。
 これから先の近未来PCは、その処理速度も然る事ながら、より省電力で動作し、より自然なスタイルで使用できるインターフェース部分にフォーカスしていくように私は思う。
 そして、その方向に最初に向かっていったメーカーがAppleなのではないだろうか?
 そしてAppleのiPhoneはおそらくそのベクトルの最も先端にいるデバイスなんじゃないかと思う。
 Appleは昔から先進性だけはトップレベルにあった。
 あの会社には一体何があるのだろうか?

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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