ちょっと前にskypeでボイスチャットする際の問題点を書いた。
普通に電話のようにボイスチャットの音とPCの音を切り離すのであれば、USB接続タイプのヘッドセットを購入するのが正しい選択だろう。
大多数はPCの音とボイスチャットの音を切り離し、スピーカーなどの切り替えを無くす事に需要があるわけで、こうしたUSB接続のヘッドセットを用意すれば事足りる。
だが、ここにオンラインゲームというものが加わった時、実はそれが意外と扱いにくい問題に直面する事になる。
というのは、そのオンラインゲームの音楽はどうする? という事。
別にスピーカーから出しておけばいいじゃんと思うかもしれないが、ゲームの音というのは何も音楽だけとは限らない。特にモンスターハンターフロンティアなどの場合は、その効果音がゲームの中でとても重要なファクターだったりする。
それらとボイスチャットを両立しようとすると、どうしてもボイスチャットの音声とPCの音をミキシングしないといけない。
で、考えた方法がサウンドデバイスを2つ用意するという方法。
ボイスチャットの音声とPCの音をミックスさせて出力させるヘッドホンアンプ(USB接続)と、マイクを接続する別のサウンドカードを用意すれば、それらが両立するだろうと考えた訳である。
で、その音声入力用サウンドカードに接続するマイクをどうしようかと考えたところ、こんな小さなマイクの存在を知った。
マイク本体がわずか2cmほどしかなく、このスタンドを合わせても10cm程度らしい。付属品にピンマイクにできるホルダークリップも付いているため、服などに取り付ける事もできる。
コードの長さに若干問題がありそうだが、それは延長コードを使う事で解決すればいいだろう。
マイクにはいろいろな種類がある。
カラオケなどでよく見るマイクはダイナミックマイクの中でもムービングコイル型といい、舞台などのPAによく使われる。耐久力に優れる反面、繊細さではコンデンサ型に多少劣るが、その使いやすさから普通民生で使うマイクの殆どはこのムービングコイル型のダイナミックマイクである。
このムービングコイル型ダイナミックマイクの他に前述のコンデンサ型マイクがある。
コンデンサ型は軽く、そしてクリアな音質という特徴があり、音楽を高品位で収録する場合に使用されることが多い。収録スタジオなどでは、ボーカルや、弦楽器、金管楽器の収録に利用される事が多い。
ただ、あまりにも繊細すぎて扱いが難しいのも事実で、それがコンデンサマイクの弱点でもある。
このコンデンサ型の一種で汎用電子部品を使用して作られるマイクにエレクトレットコンデンサマイクというのがある。
画像のマイクはそのエレクトレットコンデンサマイクで、安価で高品位なマイクとなると、このエレクトレットコンデンサマイクが有利…かなと思っている。
ま、実際CD音源を収録したりするワケではないので、ここら辺はそんなにこだわっても仕方のないところではあるが、ちょっとでも高品位がいいという人はエレクトレットコンデンサマイクを狙うのもいいだろう。
もっとマイクの事を知りたいという人はココ(Wikipedia)を参照するといいだろう。詳しすぎる内容が書かれているハズだ。
とりあえず、このエレクトレットコンデンサマイクを準備してskypeとオンラインゲームの両立を現実化していこうと思っている。
…ボイスチャットのたびにPS3を起動させるのは、エコに反するというのがその本音(爆)
PS3がもっと違う使い方で活躍してくれれば…
悩ましい問題である。