機動戦士ガンダム(ファーストガンダム)全43話を完全収録するBlu-ray BOXが2013年夏に発売される事が決定した。
もう何も説明の必要のないタイトルたが、DVDではBOX化されていたもののBlu-rayに関しては未だ何も展開されていなかった。
Blu-ray化するにあたり、おそらくはHD化したりする事になると思うが、映像修正もかなり入るのではないかと期待しつつ、もう一つの疑問が浮かび上がってくる。
ガンダムORIGINのアニメ化の話はどこいった?
ガンダムORIGINは、ガンダムのキャラクターデザインである安彦氏がマンガ化したファーストガンダムのリメイク作品であるが、アニメで語られなかった部分が補完されていたり、より詳細な説明が必要な部分にテコ入れがなされていたりと、ガンダムファンからの評価は高い。
そのガンダムORIGINのアニメ化が発表されて随分と経つが、その話が全く出てこないところに、今回のファーストガンダムBlu-ray BOXの話である。
果たしてORIGINの話はどこにいったというのか?
ガンダムの系譜でいうと、このファーストガンダムから面々と続く宇宙世紀シリーズとその後に出てきた新シリーズで、全く異なる制作体制があるように思えてくる。
おそらくORIGINを担当するであろう面々は、今ガンダムユニコーンに携わっているのではないかと私的に勝手に想像するのだが、ユニコーンが終わった段階で発表がある事を期待したい。
というか、ファーストガンダムのBlu-ray BOX化を喜ばないワケではないのだが、できるなら今の技術でリメイクされたものを観たい…というのが私の思い。
というか、今の世代の人からしても、そう思う人は多いのではないかと感じるのだが…。
ガンダムORIGINは、そもそもの発端が「世界に広げる事を目的としたガンダム」という位置づけだったと思う。サンライズの社長が安彦さんにそう話した…という記事をどこかで読んだことがある。
であるなら、ガンダムORIGINのアニメ化は世界を見据えた作品になると言える。
ファーストガンダムBlu-ray BOX化だけでなく、今後はそちらにもぜひ注力してほしい所である。