とうとう本日の夕方5時から、FF14のパッチ2.1のメンテナンスに入った。
ここまで大型にする必要があったのか? という疑問も実は未だにあったりするのだが、スタッフインタビューなどの記事を見ていると、大型にする事で一気にできる事が拡大して、プレイヤーのコンテンツ消費を緩やかにし、ボリューム感を引き出すことができるという戦略的な考えだったようで…。
それでも私はまだ追いかける身
こうした大型パッチが適用されるFF14だが、私はまだ新しいパッチの領域に届く位置に立っていない。
というか、私の遊び方にも問題があるのだろうが、最初はメインのキャラクターに一極集中してコンテンツを消費し続ければ、今頃は実装されているシナリオを完全消費できていたのだろうが、私はというと1キャラでも職業を全てLv15にし、さらに2キャラ目、3キャラ目と種族を増やして展開していたため、実に進みが悪い。
言い方を変えればコンテンツ消費が遅いという事になるのだが、自分のペースで自分のやりたい方法で進んだ結果がコレなのだから、こういう遊び方が悠々と出来てしまうのがMMORPGの良さであり面白さだとも言える。
多分、私と同じようにプレイしている人も多いだろうが、FF14は実にプレイヤー人口の多いMMORPG故に、コンテンツを消費してしまっている人も多い。今回のパッチはまさにそうした人達へ向けられたものと言える。
かなり大がかり
実装されるパッチ2.1はかなり大がかり。
修正ももちろん多いが、遊び方の幅がかなり広がるパッチになっている。
今までのFF14は純粋にメインストーリーをただ追いかけるだけの実に一本道的なコンテンツを実装した状態だった。それが今度は横に広がるコンテンツを実装しようとしている。ある意味、MMORPGの本来の形にようやく成り代わろうとしている。
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これを見る限り、私からするとデキル事が相当に拡大するため、FF14の今後は随分と楽しみが増える、という事になるだろう。
実際、今追いかけているメインストーリーを進めるという行為も残っているわけで、それを進めつつ、クラフターやギャザラーといった生産職を遣って行こうとするならば、今回のパッチ2.1の内容に入り込んでいく事もまだまだ先の話になりそうな感じだ。
もっとも、パッチ2.1で実装される、トレジャーハントはその生産職での行動から発生するモードだから、自然とパッチ2.1の恩恵を受けられるワケだが、手に入れた宝の地図を解読し、クエストとして消化するという事そのものにも時間はかかるわけで、このパッチ2.1が実装される事で、私はFF14を完全に消費し尽くしてしまう事は今後かなり難しい事になりそうである。
FF14をPS4発売と同時に始めようと思っている人へ
こんな人は稀かもしれない。始めたい人は既にPS3版で始めているかも知れないし、PCがあればPC版で始めてしまっている人が大半ではないかと思う。
しかし、家のPCではゲームをしないがコンソールではゲームで遊ぶ、という人で、どうせやるならPS4からだ、という人もいるかもしれないので、そういう人に向けて朗報もある。
PS4版に関しては、かなりそのグラフィックの出来は良いようだ。
もともとグラフィック機能はPS3とは桁違いの能力であり、グラフィックにおける制限はPC版と同等になるようだ。PC版の最高性能とまではいかなくても、それに近い形で動作するようだ。
正直、コンシューマモデルでFF14の現時点での最高性能に近い形で再生できるという事自体がかなり異常な事だとは思うが、それだけPS4の性能が現時点での限界点領域にある、という事。というか、PCアーキテクチャのほんの少し未来系というのが正しい言い方かも知れない。
だからPS4版からプレイする人は、イキナリ最高性能状態に近い形でプレイできるといえる。
今までのコンシューマモデルとは大きく違い、PC版と遜色なくプレイできるというのは、採用しているAPUの能力とメインメモリ8GBの恩恵と言える。
では元祖PC版はというと、いよいよDirectX11版が登場する。もっとも、かなり遅れている…というか、注力する順番がPS4版が先であるため、その後から追いかけてくる形になるだろうが、DirectX11によって、より高度な表現がPC版には実装されていく。
だが、よくよく考えてみるとPS4のAPUもDirectX11で動作可能なハズだから、ひょっとしたらPS4版はもともとDirectX11で動作するように作られているのかも知れない。もしくは、最初はDirectX9ベースであっても、あるときを境にDirectX11ベースへと移行可能なスタイルにしているのかもしれない。そのアタリは、今後の発表を待つべきだ。
いつも言うことは同じだが…
まったりゲームを遊びたい人には、FF14は最適だと思う。ドラクエXという選択肢もあるにはあるが、あとはその世界観の好み次第だろう。
以前のβテストの際にドラクエXを体験してみたが、あれはあれで面白いとは思った。だが、キャラクターがあまりにもコミカル過ぎて、私からすると受け入れる事はできてもFF14と比較されると私はFF14を選ぶだろう。
ドラクエXはどこか安心できる世界観を持つ作品だ。それは、長年シリーズとして続いているあの世界観を頑なに守っている事でもわかるとおり、決して背伸びをせず、それでいてどんな環境下でもプレイヤーを飽きさせないという自信の表れなのかもしれない。
もちろん、その同様の動きをFF14もしていると思うし、実際プレイしていて感じるところだ。今回のパッチ2.1で吉田プロデューサーが言っていたが、まず楽しい事が最優先というスタンスはプレイしてみればよく分かる。
万人全てが受け入れられる…とは言わないが、万人の多くが受け入れられる、そんな作品だと思う。
月額固定の料金というスタイルは、基本無料、アイテム課金という最近の流れとは違うが、私はこの料金体系は間違っていないと思う。アイテム課金のゲームをプレイすればわかるが、本当に面白い作品になると月額2,000円以上は普通に使ってしまう。FF14は、パッケージか別途必要といっても、スタンダードプランで30日月額1,554円、90日4,347円だ。私がモンスターハンターフロンティアをプレイしていた時よりずっと安いプランでプレイができる。
FF14未体験で、PCでプレイできる人も、PS3でプレイできる人も、そしてPS4を待つという人も、ぜひ一度体験して欲しい作品である。
さて…最長でも17日の17:00ごろにはパッチ2.1の実装が終わる。
その時また、エオルゼアの世界に没入する事にしよう。