うーん…
お金さえあれば…今PC作ると結構安く作れるんだろうなぁ…なんて思う今週末。
DDR2-800の1GBメモリがアキバの店頭平均価格で6,000円を下回り(最安値だと3,680円)、Western Digitalの500GB HDDが同じくアキバ店頭平均価格で13,000円台に突入、そしてIntel CPUのCore2 Duo E6600が安定して平均価格が3万円を下回っている今、これを買い時と言わずして何というのか。
CPU、メモリ、HDDがココまで安いと、安価なマザーボードと安価な電源付きケース、そしてそこそこのビデオカードを組み合わせても驚くほど高い買い物にならないのだから恐ろしい。
多分…12万円もあればE6600とGeForce8600系を搭載したPCが作れるんじゃないだろうか?
で、これが6月下旬になるとどうなるか?
今より買いやすくなるという見方もできるが、私的に悠長な事は言っていられなくなる時期なんじゃないかと予測してたりする。
というのは、6月下旬から先日からも書いていたIntel 3シリーズのマザーボードが店頭販売される。
そうなると、メモリの動向は次第にDD3へと向かい始め、今年末くらいにはDDR2の方が主力から外れ始める事になる。
主力から外れ始めると、価格は頭打ちになり、逆に場合によって高騰したりする事になる。
HDDやCPUなどはそんなに変わらないだろうが、CPUは新シリーズが出てくるとやはりメモリと同じような動向になる。
マザーボードは二極化する事になり、P965製品は逆に入手が難しくなり始め(さすがに今年は購入できるだろう)、価格的には現行製品と拮抗してくる事になる。
まぁ、年末と言わず、夏購入を考えている人なら、まだ選択の幅は広がっている時期だからいろいろな組み合わせで考えることもできるだろうが、年内と考えている人は結構難しい選択を迫られる事になる。
で、難しい選択を更に難しくするのが、IntelのライバルAMDの存在。
AMDは年内(おそらく秋)にはBarcelonaコアのクァッドコアを投入してくるはずで、そうなると更に選択肢の幅は広がる事になる。
もちろん最初はコスト的に見合わないだろうから、選択肢の中に入ってこないかもしれないが、毎年のAMDの流れを見ていると年末から年始にかけて廉価版、つまりハイエンドから一つ下の製品が投入される。
つまり、年内購入を考えている人にとっては、来年頭に買いやすい高性能コアが投入される可能性があるわけで、購入時期ですら見失いかねない事態に突入する事になる。
実際、買おうと思った時が買い時なんだが、先を見てしまうとホントに買い時を見失ってしまう。
買うブランドを固定してしまうとここまで迷うこともないのだが、とにかくコストパフォーマンスの優れたものを買おうと思うとかなり厄介。
価格バランスは新製品ほど高く、旧製品ほど安いのが定石だが、新製品が今そこに“ない”という状況だと一気に買いやすくなり、今はまさにその状態なのである。
今、購入を躊躇っている人は、まさに買い時。
というか、買わないと損でしょ。