新型Core2 Duoが登場して3週間目に突入したわけだが、売れ行きはそれなりに好調らしい。
特にIntel3シリーズのチップセットの動きが激しくなっているようで、それもこれもFSB 1,333MHz対応コアが発売されたからだといえる。
現時点でFSB 1,333MHz対応のマザーボードは、チップセットがIntel3シリーズとNVIDIAのnForce 680iシリーズしか存在しないハズなのだが、どうも一部のベンダーではP965などの旧チップセットでも対応しているらしい。
で、調べてみた。
すると、ウチで使っているASUSのCOMMANDOでも最新のBIOSでは対応しているようで、BIOSアップデートさえすれば新型Core2 Duoが扱えるらしい。
ASUS FSB1,333MHz対応表
http://www.asus.co.jp/news_show.aspx?id=7970 (現在リンク切れ)
これでウチでもパフォーマンスアップの幅は広がったわけだが、問題は向上したFSBの恩恵がどこまであるのか?という事。
現時点のFSB 800MHzでも、実はメモリ帯域には若干の余裕がある。
だから1,333MHzになったところで、メモリパフォーマンスには大きなメリットがない。
だが、新しいFSBに対応する事で新型コアを搭載できる=より高クロックのコアを搭載できるというメリットはある。
このメリットは単純に演算能力の向上につながり、パフォーマンスアップする事は明白。
そういう意味では確かにFSB 1,333MHz対応というメリットは大きいかもしれない。
もちろん、導入コストを考えなければ…。
とりあえず、Intel3シリーズとP965では、安定感がまだかけ離れているため、対応している事は喜ばしい事といえる。
余裕があれば新型を入れてみたいという気はあるが、まだE6700を使い始めて日も浅く、パフォーマンスに満足しているので当分は見送りである。
ま、安くなったら導入してみてもいいかな~ぐらいは考えているが、来年の話になるだろう。