i-RAMという製品があった。
DDRメモリ用のスロットを4本搭載したPCIスロットに挿す拡張ボードで、DDRメモリをRAM discとして使用できる製品である。
ボード上にはバッテリーも搭載されていて、DDRメモリに書き込まれた内容を保持できる機能もあり、HDDのアクセスよりも高速なレスポンスを得られる事を売りにしていた。
DDRメモリを4GBまで搭載できる(8GBは無理?)ため、ちょっとしたSSD感覚の製品とも言える。
そのi-RAMの機能を5インチベイに内蔵できる製品が発売された。
その名も“i-RAM BOX”といい、SATA接続できるところまで初代i-RAMと全く同じ作りである。
しかし…新製品を出すならDDR2メモリ対応版にして欲しかったと思うのは多分私だけではないはずだ。
初代i-RAMが発売された時の基本コンセプトは、余ったDDRメモリをHDDのように使えるという事だったが、いまやDDRメモリよりもDDR2メモリの方が入手性がいいし、そろそろDDR3に流れようかという時期である。
その辺りを考えてDDR2版も出してくれれば、多分コッチの方が売れると思うのだが…
AKIBA PC Hotline
i-RAMの5インチベイ搭載版「i-RAM BOX」が新登場
2008/03/29 • no comments