先日Blogにも書いたAthlon X2 4850eとAMD780の組み合わせにおいて、外付けビデオカードであるRadeonHD 3450を加えたHybrid Graphicsの性能テストをimpress PC Watchが行っていた。
impress PC Watch
多和田新也のニューアイテム診断室
このサイトの検証結果によると、一部テストソフトの問題やドライバのチューニングによって効果が期待できないものもあるが、概ねその効果はあるように思える。
おもしろいのはその消費電力でHybrid Graphics化した方が外付けビデオカード単体出力より消費電力が減っているという事。
記事にも書いてあるが、内蔵チップセットの性能に合わせられた為、外付けビデオカードの性能が低下、その結果外付けビデオカードの消費電力が減ったという見方が出来る。
これは今どきのビデオカードにおいて、性能を限界まで引き出すと消費電力が著しく上昇するという事を言っているに等しい。つまり「ピーク性能を引き出さなければ消費電力は押さえられる=並列化した方が消費電力が小さい」と言える事になる。
Hybrid Graphicsは、そうした消費電力面でも効果があると見て間違いないと思われる。
実にセカンドPCとして優秀な組み合わせになるパターンだ。
ハイエンドとは言えないものの、それなりの性能と呼ぶには高性能。
コストパフォーマンスはバツグンであるから、そうした需要には応えてくれるだろう。
2008/03/17 • no comments