Hybrid Graphicsの効果

 先日Blogにも書いたAthlon X2 4850eとAMD780の組み合わせにおいて、外付けビデオカードであるRadeonHD 3450を加えたHybrid Graphicsの性能テストをimpress PC Watchが行っていた。
impress PC Watch
多和田新也のニューアイテム診断室
 このサイトの検証結果によると、一部テストソフトの問題やドライバのチューニングによって効果が期待できないものもあるが、概ねその効果はあるように思える。
 おもしろいのはその消費電力でHybrid Graphics化した方が外付けビデオカード単体出力より消費電力が減っているという事。
 記事にも書いてあるが、内蔵チップセットの性能に合わせられた為、外付けビデオカードの性能が低下、その結果外付けビデオカードの消費電力が減ったという見方が出来る。
 これは今どきのビデオカードにおいて、性能を限界まで引き出すと消費電力が著しく上昇するという事を言っているに等しい。つまり「ピーク性能を引き出さなければ消費電力は押さえられる=並列化した方が消費電力が小さい」と言える事になる。
 Hybrid Graphicsは、そうした消費電力面でも効果があると見て間違いないと思われる。
 実にセカンドPCとして優秀な組み合わせになるパターンだ。
 ハイエンドとは言えないものの、それなりの性能と呼ぶには高性能。
 コストパフォーマンスはバツグンであるから、そうした需要には応えてくれるだろう。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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