昨日、Shanghaiコアの話をしたが、AMDのIntel追撃はこれからである。
IntelはNehalem(Core i7)のメインストリーム展開をほぼ1年遅らせ、2009年の秋以降としているため、この後退はATI吸収で混乱していたAMDにとってはある意味好都合という状態。
そこにきて2011年までのCPUロードマップの公開である。
これによるとGraphics統合CPUの登場は2011年までずれ込む事がわかる。
やはり1つのシリコンダイの上に全く違うコアを載せるヘテロジニアスコアは、技術的に難しいものといえるのかもしれない。
何でもアラブ首長国連邦の首長国の1つアブダビ(Abu Dhabi)政府が所有する投資企業Advanced Technology Investment Company(ATIC)がAMDに投資するとかで、AMDの経営状態が好転している(する)らしい。
これでAMDもIntel追撃の体制は万全といったところか。
これからのAMDの革新的技術に期待したい。
2008/11/14 • no comments