前々から噂はあったのだが、ようやくGoogleケータイが公開・発表された。
ケータイ向けプラットフォーム“Android”を搭載し、ソフト開発をGoogleが行い、ハードウェア製造をHTCが行う。
ハードウェアの企画もGoogleが行っているため、HTCは製造受託という形となっている。事実上、Googleのスマートフォンと言って差し支えないだろう。
形からみても、iPhoneを意識しているとしか思えない見栄えではある。
おそらく使い勝手もそう変わらないハズだ。
なので、ハードウェア的な違いよりも、搭載しているOSの違いが色濃く出るものと思われる。
AppleとGoogleはどちらもユーザーからのフィードバックをうまく活用するメーカーだが、Appleの方がユーザーをうまく先導しているような感じがする。そういう意味ではAppleはユーザーに優れたデバイスを提供し、ユーザーが使い方を編み出していく形ではあるが、Googleはどちらかというとユーザーの要望に応えて展開していくという若干受け身的な動きであるため、そこら辺から両社の違いがより強く出てくるのではないかと思われる。
見た目は同じでも、そうしたにじみ出てくる所からの違いが棲み分けを作って行くだろうと思う。
どちらにしても今の私にはあまり大きな問題ではない。
スマートフォンを活用できるような仕事もしていないし、また必要とする生活もしていない。
だが、そうした生活になっている人には有力な選択肢が一つ増えたと言えるだろう。
2010/01/06 • no comments