今日から、会社が社員旅行の為、4連休になった。
私は家庭の事情で旅行に不参加であるため、丸々4日間の休みが始まった。
やりたい事はたくさんあるのだが、とりあえず運転免許証の更新が始まっていたため、休みの間に更新する事にした。
実は、この運転免許証の更新は毎回頭を悩ませる事がある。それが視力の問題。
私は眼鏡をかけているのだが、眼鏡というのは視力が後退していくのが常で、5年も使用していると眼鏡そのものにもキズが付き、視力の後退と合わせて免許更新時の視力テストに問題を残す事になる。
今年は眼鏡を新調していないため、正直検査に引っかかる可能性もあるな、と思っていたのだが、規定値はクリアできていたようで視力検査を何とかパスする事が出来た。
その後、いつもなら優良運転手として30分の講習を受けて終わるハズなのだが…残念ながら、今回の更新でゴールドからブルーへと格下げになり、1時間の講習を受ける必要があった。昨年、新しい道が出来ていてそこを通った際、道路の登録が出来ていないナビが突然進路変更を示唆したため、それに合わせて進路を変更したら、進路変更不可という事で1点減点となってしまった。ま、ナビのせいにしてはいけないのだが、全くもって残念な話である。ちなみに、運転免許を取得してから○○年、この1点減点が初の青キップであった。
優良運転手だと、視力検査の後にすぐに講習が始まったのだが、一般講習は受付から1時間後の講習開始という事で、しばらく暇をもてあます事に。ま、iPhoneなどのスマートフォンはこういう時に暇つぶしができるので便利だという事を再認識した。
で、講習が始まって、そこで初めて知った事がある。
過去5年と40日を遡り、無事故無違反だと優良運転手として免許証がゴールドになり、1点減点だと、免許証はブルーになるが更新期間は5年、2点以上減点だと免許証ブルーの更新期間3年という免許になるそうだ。
つまり、私はブルーではあるものの5年後の更新という事になるらしい。
そしてもう一つ知った事がある。
それは中型免許というものが増設されていたという事である。
私の前の更新から5年の間に、車の免許にも改正が入り、従来普通免許では8t未満の車を運転できたのが、5t未満へと変更となり、5t以上11t未満の車の運転が可能な中型が増設された。それに伴い、大型免許は11t以上という事になる。
しかし、私が免許を取得した時には8t未満まで運転が可能だったため、今回の免許更新に際し、そういう区分に入る人は“中型限定”という分類になり、免許の条件等の所に「中型車は中型(8t)に限る」という付帯条件が付いた状態になるのだそうだ。
ま、大型免許を取る事は全く考えていない為、これはこれで儲けたと思っておく事にする。
どうぜ大型取るなら、大型二輪だな、多分。
また、最新の免許にはICが埋め込まれているとの事で、2007年から3年かけて全国でそういう仕様になったらしい。ちなみに山梨県は2009年からIC化されたそうで、ここ3年の間に免許を更新した人はIC化されたものになっている。
そのIC化された免許証は4桁の暗証番号2つで情報を管理していて「氏名」「生年月日」「免許証交付年月日」「有効期間」「免許の種類」「免許証番号」を読み取るには暗証番号1が必要となり、「本籍」「顔写真」を読み取るためには、暗証番号1と暗証番号2の両方が必要となっている。
このIC化は個人情報を守る為と、偽造防止という名目で推進したらしい。
ちなみにこのICの規格は住民基本台帳カードやICパスポートと同じ規格となっているのだが、一つ注意しなければならないのは、SUICAやICOCA、taspoなどのICカードと一緒にパスケースに入れた場合、読み取り機を通した際に読み取りエラーとなる可能性が高いという事である。
これらのICカードは全て電磁誘導によって誘導電力を発生させて稼働するのだが、複数のカードが電力を奪い合い、読み取りに必要な規定電力を得られなくなる可能性があるためである。
…私は同じパスケースに入れていたため、これから先ちょっと使い勝手が悪くなる事になる。ハッキリいって運転免許証をIC化するメリットは私自身にはないのだが…。
何はともあれ、免許更新は無事終了した。
次回更新期間は5年だが…正直言えば3年でも良かったかな、と思っていたりする。
私に…5年もブルーでいろというのか!?(爆)
今までずっとゴールドで来ていただけに、それなりにショックなワケですよ…。
まぁ、私が悪いワケなのだが、それにしても悔しいとしか言いようがない。
今更だが、ナビに頼る運転はある意味危険だと、再認識した一日であった。