ガンダムのゲームは、今やバンダイナムコの鉄板コンテンツになったんではないかと思う。
その昔、まだバンダイとナムコが合併する前、バンダイから発売されるガンダムゲームは駄作が多かった時代がある。
その時代から大きく変わったのは、カプコンからアーケード版として登場したガンダム系ゲームのVSシリーズだった。
このVSシリーズは動きも良ければ映像も良かった事から、ガンダムゲームの金字塔になった感があったが、ナムコと合併した後は、そのコンテンツの質の良さは格段によくなった。
その間にハードウェアの高性能化もあった事は間違いないが、ようやく時代が追いついた、そういう事なのかもしれない。
だが、ゲームとしては当たり前の事なのかもしれないが、基本はガンダムというコンテンツを真面目に受け止めた世界観を持つ作品ばかり。ひねった内容の作品はほとんど存在しない、というのがガンダムゲームだったのだが、ここに来てちょっとイロモノというか、変わり種ゲームが登場する。
ガンダムプレイカー。
なんと、バンダイのこれまた鉄板コンテンツであるガンプラを題材としたゲームである。
ガンプラは…もう説明は不要と思うが、ガンダムのプラモデルの事。
おそらく、日本のプラモデル業界の品質は、ガンプラが底上げし頂点に立ったと言っても過言ではないのではないかと思う。それほどまでに世界的に見ても高い品質と高い精度、そして高い完成度を持った模型玩具である。
そのガンプラを題材にした3Dゲームというと、ちょっとイメージが湧きにくいと思うが、それも動画を見ればイメージはよく分かるのではないかと思う。
ガンプラを3Dにする事と、モデリングデータを3Dにする事そのものに大きな違いはない。
ただ、リアル志向で破壊されれば爆発したりするかしないかの違いでしかない。
だが、設定としてガンプラだという所にこのガンダムプレイカーの真髄がある。
ガンプラには1/60とか1/100、1/144というスケールというものがある。同じガンダムでも1/60と1/144ではその大きさは全く異なる。
ガンダムブレイカーは、そのスケールの違いをゲーム内に持ち込んだという特徴がある。
こんなの、今までに見たこともないビジュアルであるw
ゲームとしはてミッションをクリアすることで進行しいくミッションクリア型のアクションゲームになる。ミッション中の戦闘で破壊した敵モビルスーツのパーツを回収し、自機をカスタマイズして次のミッションのクリアを目指していく事になる。
オーソドックスだが、敵パーツから自機を強化していくという所で、これまたビジュアルが面白い事になる。例えばジムにジオングの両腕を取り付けてサイコミュによる攻撃ができるようになったり…するかもしれない。実際ににどこまでできるようになるかは分からないが、意味としてはそういう事になる。
あとは気になる登場機体だが、これは公式サイトで発表されたりするかもしれない。
ガンダムプレイカー公式サイト
http://pgdp.channel.or.jp/gundam/gb/
また公式Twitterでカスタマイズの作例を公開していくという。
ガンダムブレイカー公式Twitter
https://twitter.com/GundamBreaker
今までにない遊びが見えてくるかもしれないガンダムブレイカーは、私の中でちょっといつもと違う感覚で期待せざるを得ない。
2013年のいつ頃の発売になるのかはわからないが、今から期待して待つことにしよう。