コンピュータが発達してからの車というのは、実に様々な進化を遂げてきた。
ハイブリッドカーやEVなどはその極みかもしれないが、安全性という部分においては、スバルのEye-Sightなどが有名。車間距離を一定に保ち、前の車が急ブレーキをかけたとしても、ぶつかることなく止まってくれる、ドライバー支援システムとしては実に完成度の高いものである。
このアシストブレーキという意味でいえば、軽自動車でもダイハツの新型ムーブが搭載し、話題になっている。
この他、ホンダのN BOXをはじめとしたNシリーズにはVSA(横滑り防止機能)が全車標準搭載と、電子機器によるドライバーサポートは確実に進化してきている。
だが、そんなドライバーサポートシステムの中でも、コイツは凄すぎるだろ、と思うシステムを発見した。
いや、別に特別というものではないのだが、ドイツのボルボが大型トラック用の支援システムを開発したのである。大型トラックがこの距離でどうして止まれるのかが不思議に思えてくるぐらい凄まじいアシストブレーキである。
これだけの大質量の車を、この車間距離で止める事ができるというのは、ホントにスゴイと思う。
乗っているドライバーにものすごい負担はかかるかも知れないが、大型トラックは事故るとその責任も大きい為、このような支援システムは本当にありがたいものになるのではないかと思う。
これだけの質量のあるトラックをこの車間距離で制動させる…。これ、マジで考えてもスゴイのではないかと思う。
事故の大半は人の不注意が引き起こすもの。
それを機械を使ってアシストする。
コレ自体はとても良い事ではあるが、一番重要なのは、こういう機能を必要とする状況を生まない運転をする事ではないだろうか。