今日と明日、一晩かけての入院検査の為に、富士山の見える病院に入院した。
どんな検査かというと、睡眠時無呼吸症候群の発生検査になる。
要するに、どれぐらいで睡眠時に無呼吸時間が発生するのか、というのを実際に呼吸等を測定するという検査になる。
富士山が見える病院の最上階の個室に陣取ったため、窓から見える景観はこんな感じ。
個室なんて贅沢な…と思われるかもしれないが、この検査は自ずと個室を選ばざるを得ない為、それがデフォルトである事を先に言っておく。
この検査、身体に計測装置を取り付けて寝るだけ…と言ってしまえばそれだけの事なのだが、案外コレが私にとって精神衛生上よろしくないのである。
というのは、私は身体を縛られたりすると、パニック障害が顔を覗かせる事があるのだ。以前MRI検査の時に酷い目にあった事があり、結局MRI装置の中で身体と頭を固定せずに検査した事がある。
この睡眠時無呼吸症候群の検査は、さすがに狭いところに閉じ込められ、そこで身体を固定するという事はないものの、鼻の所に呼吸が行われたかを感知する管を取付け、胸、腹が上下動したかどうかを計測する為にベルトで締め付け(もちろん動ける範囲での強さだが)たりする。このベルトは、僅かに伸び縮みする身体の動きを計測し、そこで呼吸しているかどうかを判断するのだそうだ。
こうして、狭い所には入らないものの、装置で身体を縛ったりする事で、私の精神がちょっとオカシクなってくる。問題がない事は分かっているのだが、それでも精神的にイライラしてくるのだから困ったものである。
結局、そうした落ち着かない状態のまま、10時間近く過ごさねばならない事になったワケである。
検査の為には寝なければならないのだが…前述の通り、もう精神的に猛烈に不安定な中、中々眠れるハズもなく、23時ごろにようやく眠れたと思ったら2時に目が覚め、そこから3時過ぎまで眠れず、そのまま落ちたのか6時前くらいに再び起きた。
まぁ…途中途切れはしたが、これでデータは採れただろう。問題は…いつもと違う身体状況の中でいつもと同じ症状が出ていたかどうかは定かではないという事か。
ロクに検査もできない身体になってしまったのかと思うと、タフな人が羨ましく思えたりもする。
何はともあれ、結果は6月7日に再度診察を受けた際に知らされるらしい。
特に大きな問題になっていなければいいのだが…。
注:この記事は翌日書いている事をここに明記する。