マザーボード交換に端を発し、私のメインPCにおける一連の問題は、今日を以て一段落する事となる。
まず最初に、マザーボードを交換した事で今まで使用していたCPUクーラーのサイズ製忍者参リビジョンBのネジがねじ切れ使用不可になり、その交換対象としてリテールクーラーを付けるも、3.9GHzから4.6GHzのオーバークロックには到底耐えられない事から、Reserator 3 Maxという私にとって初めての水冷に挑戦したものの、初期不良品という事で返品。結局、今度はブッシュピンで取付けられるサイズ製刀4というCPUクーラーに変更し、本日、その取付作業が完了した。
正直に言うと刀4では4.6GHzのオーバークロックには耐えられないと考えている。
ま、試してみるけどさ…。
いいところ4.4GHz、もしくは4.2GHzでの運用になるだろうと思っている。
…流石にリテールでも運用できるノーマルの3.9GHzでの運用は問題ないだろうから、選択肢としては4.4もしくは4.2GHzという事になるだろう。
という事で、実際にどれぐらいのCPU温度になるのかテストしてみた。
テストはXMedia Recodeというフリーソフトで動画のエンコードを40分行うという手法で行った。このソフトはマルチコアに対応しているため、Ivy Bridgeの3770Kなら8スレッドをフルに使用する。
室内温度が28℃くらい…だが、途中クーラーを止めたため、最終的な室内温度は約30℃と考えてもらいたい。
結果は…4.6GHzの際の最高温度は93℃にまで上昇した。
これを4.2GHzでテストすると84℃、4.4GHzだと89℃という形になった。
4.6GHz時には、CPUクーラーは2,500rpmを超える回転速度で動いていたにもかかわらず、4.2GHzでは84℃ながら1,500rpm強という状態。
ちなみにPCケースは、前面に120mm吸気ファンを2基、背面に120mm排気ファンを1基、天井に120mm排気ファンを1基、という構成にしている。これらは最大1,500rpmで動作するPWM制御対応のファンだが、4.6GHzおよび4.4GHz時には最大回転数で回っていたのに対し、4.2GHz時では1,000~1,200rpmと、無難な回転数での動作だった。
これらの結果から言えば、4.2GHz程度に留めておくのが無難という事になりそうだ。
CPUは常に4.2GHzで動作するわけではないが、エンコードなど長時間にわたって重処理を続ければパフォーマンスの為に大量に放熱する事は間違いなく、流石に90℃近い熱をPCケース内に留めておくのは得策ではない、と考えた。
ま、実際には3.9GHzというノーマルでの運用でも何ら問題はないのだが、今の熱い時期にこの程度の熱量パフォーマンスを4.2GHzで実現できるなら、コレでもいいのかな、と思うワケである。
オーバークロックは完全に自己責任であり、私の場合はそういう事に耐えられるマザーボードを使用しているからこそ行うのであり、普通はやるものではないと思う。
もし、そういうゲーミングマザーボードだったりハイエンドマザーボードを使用しているというのなら、CPUクーラーの能力にまかせてオーバークロックしてみてはどうだろう?
ああ、これがもしReserator 3 Maxだったら、どんな結果になっただろうか?
もっと良い結果だっただろうと思わずにはいられない。
今年の私は実に運がない。こんなに不良品をつかまされた年は今までなかったな…とちょっと思ったりする。無念。
使用不能に成った忍者参リビジョンBが気になります。
壊れた場所とかAMD用の金具が残っているのかとか…
ってかAMDのCPUに使えるようなら下さい。。。(爆
WinXPがメインの我が家ではそろそろ次期PC組まないとなぁ~
みたいな感じなので。
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あー、AMD用の金具か…。
どこやったかな?w
それと、AMDの場合でもねじ切れた部品を使う可能性があったような気がします。
そもそも、マニュアル含めて箱を探さないとダメですね。
サイズのサイトを見ると、取り付けパーツ一式を通販で取り扱っていた形跡があるんですよね。
ずっと「品切れ」になってますけど。
それを購入すれば使える事は間違いないです。
ただ…それを買うぐらいなら別のを新品で購入してもいいかもしれませんがw
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