今年、平成25年度富士総合火力演習に応募したが、結局当たる事はなかった。
人の話によると、極端にハズレを引く人もいれば、毎年のように当たる人もいるようで、いろいろ大人の事情があって興味深い。
この事情を詳しく説明する事はできるが、あまりにも露骨すぎるのと、それが大きな問題になったとしても改善の余地はあまりないだろうから、ここでそれを言及するのは止めておく。
生で戦車砲の音を聞く事ができる貴重な機会でもあるため、一度くらいは行ってみたいなとは思うが、時期が時期だけに暑さに耐えられる自信もないため、まぁハズれればハズれたで仕方がないな…くらいに思う。当たれば当たったでイイんだけれど…。
ま、とりあえず私は行く機会がなかった平成25年度富士総合火力演習だが、既にYouTubeなどで動画が公開されている。
どこかの情報で今年の演習から74式戦車は参加しない…と聞いていたのだが、しっかり参加していたようだ。
ガセネタ掴まされた…と思うと同時に、やっぱ74式戦車はこのスタイリングがとてもイイ…と思ってしまう。ま、それでも戦車の主役はもう10式戦車になってしまっているのはよく分かる話だが。
島国である日本にどうして戦車が必要なのか?
昔、そんな事を思った事がある。
というのは、もし敵国が攻めてきた場合、それらは航空機による侵攻か或いは艦船による侵攻しかないため、本土近くで防衛するよりも領海内の本土から離れた位置で撃退する方が良いのでは…と思ったからだ。
多分、自衛隊の国土防衛の基本は、もちろん本土に上陸させる前での対応がほとんどだろうが、いざ本土に入れてしまった時の対応を考えると、やはり戦車や装甲車輌は必要になるんだろうな…という事はわかる。
実際、防衛側に対して、侵攻側は3倍の戦力が必要と言われているワケで、防衛側が陸上兵器の頂点にある戦車を持つ事で抑止力となる事を考えると、戦車は必需と言える兵器なのかもしれない。
しかも、戦車の全ての部品を純国産で製造できる国は限られている。日本はその限られた国の一つで、戦車を完全自国生産できるという事自体が、ある種の抑止力になっているのかもしれない。
ま、そういう装備のスペックも去ることながら、一番の基本はこうした装備を扱う人の練度の高さが最終的にはモノを言う。装備はあるが扱いに難があるようでは、真の国防とは言い難い。
この、国防の要となる装備と練兵を知る事ができるのが富士総合火力演習と言える。
一度は行ってみたいと思っているのは、まさにそうした所を知る為である。
ま、来年も挑戦はするが、当たるかどうかは運次第。
前述した大人の事情は如何ともし難いが、私はあくまでも正攻法で来年にかけてみようと思う。
良く行く人に聞いた話だと、現場までは自衛隊が用意したバスがあるそうなんですが、最後まで現地にいると待ち行列が2時間位になって大変だとか。
でも、最後まで居ると戦車砲を使った離れ業を見せてくれるんだそうです。
なんでも、複数の戦車から速度の違う砲弾を時間差で発射して同時に着弾させるんだとか。実に日本人らしいw
暇があったらこういうイベントにも行ってみたいと思いますが、暫くは無理ですわー。
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抽選率がインターネットとハガキで違うと言うのを
最近知りました、来年はハガキで応募シマス。。。
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