11月14日発売予定のゴッドイーター2(PS VITAおよびPSP版)のオープニングムービーが公開された。
アニメ調のOPというのは前作同様だが、タッチが随分と異なってきた。
よく言えばハイセンス、悪く言うと…ちょっと手抜きか?(爆)
実際は手抜きとかそういう事はなく、カラーバランスを見た上での演出なんだと思う。
そのカラーバランスだが、前作より随分と彩りがあるように思える。これもその演出の効果なんだと思うと、手抜きどころかちゃんと計算された演出だという事なのかも…。
どちらにしても、センスの良い流れだと思う。
あと、今回のゴッドイーター2で気になる存在がある。
それが“神機兵”と呼ばれる存在。
フェンリルが開発した対アラガミの無人兵器のようだが、総じてこうした無人兵器が出てくると、コイツらが暴走するというシナリオが想定できる。
コレ、タイムリーな話かもしれないが、アーマード・コア ヴァーディクト デイ(ACVD)にもUNACという無人兵器が登場し、ゲーム中ではAI制御で動作する。しかもそのAIの思考をある程度ユーザーがコントロールでき、より細かい動作を指定する事ができるようになっている。まぁこのUNACも…。ネタバレなのでココまでしかかかないが、まぁそんな話である。
ゴッドイーター2に登場する神機兵はACVDのUNACとは全く異なるとは思うが、設定上では主人公達があずかり知らぬ組織から投入される無人兵器であり、よくわからない兵器が人類を守る為に投入されるという点においては似ていると言える。
やはり予測どおり制御不能になって人類の敵へと変貌してしまうのか?
コレも気になる所である。
それと…情報を全く入れていなかった為に私が知らなかった事なのだが、今回のゴッドイーター2では、ブラッドアーツ以外にブラッドバレットなるものがあるようだ。
ブラッドアーツは体験版にも収録されている神を喰らいし者の必殺技だが、それはあくまでも近接武器の必殺技。銃形態にもこの必殺技が用意されていて、それがブラッドバレットと呼ばれるらしい。
このブラッドバレット、いろいろな種類があるようで、ホーミング弾は当たり前、跳弾を利用して攻撃できるものや、味方に対して誤射しない誤射解除弾というものがあるようだ。
…台場カノンにはぜひ誤射解除弾を使って欲しいものである(爆)
それとこれは完全に余談だが、ゴッドイーターシリーズに敵として登場するアラガミは、どこか真・女神転生に出てくる悪魔のデザインに似ているところがあるように個人的には思っている。
禍々しさという点において真・女神転生の悪魔は実によくデザインされていて、金子一馬氏は悪魔絵師と言われるワケだが、ゴッドイーターもどこかそれに通ずるものがある様に思う。
こう書き出してみると、ゴッドイーター2には結構な伏線を持たせられるような仕組みが多数仕込まれている。
既に携帯機用ソフトとは思えないボリュームであり、PS VITAでの解像度向上を考えると、固定機&大型テレビでプレイしたいと思えてくる内容だ。
そういう事を想定していたわけではないだろうが、実はこのゴッドイーター2の発売と同日に、PS VITA TVが発売になる。
PS VITA TVは、TVに接続してPS VITAソフトを初めとしたPSプラットフォームのソフトが稼働し、操作はPS3に使用するデュアルショック3等で操作する。大型テレビと操作性の高いコントローラーでプレイできるPS VITAと考えれば、このゴッドイーター2に最適なプラットフォームになるように思える。
気になる人はPS VITA TVも気にかけておいてもよいかもしれない。
何はともあれ、発売まであと一ヶ月である。
初回の特典など店舗特典もいろいろある為、今ならまだ間に合うこのタイミングで、購入を検討して欲しい。