ロードスターが誕生25周年を数える。当初はユーノスというブランドで展開していたが、今はマツダ一本で統一された2シーターオープンの雄。今でも憧れの一台である。
次期ロードスターはSKYACTIVE搭載
まぁ、当たり前と言えば当たり前の話だが、次期ロードスターはマツダの虎の子SKYACTIVEを搭載する。
結構前から次期ロードスターが出てくるという話はあったが、具体的な話がなかなか出てこず、待ち遠しいと考える人も多いだろう。
今回、ニューヨーク国際自動車ショーで、その次期ロードスターの新開発SKYACTIVEシャシーが公開となる事で、その姿の一端が見えてくる。
SKYACTIVEは、マツダが考案した省力化システムの総称だが、今回発表となる次期ロードスターのSKYACTIVEは、エンジンとシャシーを組み合わせ、初のフロントミッドシップエンジンと後輪駆動を組み合わせたFRレイアウトとなる。
このレイアウト自身は従来のロードスターと変わらないものだが、今回は歴代ロードスターで最もコンパクトなレイアウトを実現しつつ、よりエンジンを中央へ、さらに低重心に持ってくるという。もちろん優れた剛性と衝突安全性能を確保しつつ、車両重量を従来比100kg以上軽くするというコンセプトで開発が続いている。
https://www.youtube.com/watch?v=9Pwf6MQ8BEE
ロードスターは全世界で90万台以上という、2人乗り小型オープンスポーツカーとしては販売台数は世界一を誇るモデルである。
日本国内でももちろん人気だが、海外でも人気があり、ロードスターだけのレースがあったりと、未だにその人気は衰えない名車中の名車である。
今回発売される、25周年記念車は、RHT(パワーリトラクタブルハードトップ)搭載の6速MT車と6速AT車をベースにして、ボディーカラーをソウルレッドプレミアムメタリックでカラーリングし、ルーフやAピラー、ドアミラーなどをブラック塗装として、2トーンカラーボディーとして登場する。
記念車はさらに、足まわりとしてビルシュタイン社製ダンパーを装備。インテリアではレザーシートとドアトリムにオフホワイトを使用している。
なんか…見た感じ、ものすごく綺麗な仕上がりで、思わず欲しくなってしまう車だが、残念なのはこの車がいわゆる「3ナンバー」だという事。
現行ロードスターの一番残念な所は、ライトウェイトスポーツと謳いながらも、車幅が3ナンバー化してしまっているところだと私は思っている。
次期ロードスターは、ぜひとも5ナンバーサイズで登場してくれる事を期待したい。