このBlogでも紹介したEORZEA COLLECTION 2014だが、実際にどんな書籍なのか確かめる意味で買ってみた。
地域版タウンページクラス?
当初、この書籍を楽天ブックスで注文していた。
送料が無料になるのと、ポイントが付くのとでオフィシャルで購入するよりも良いかな? と考えたからなのだが、唯一の問題は在庫がその時点でなかった、という事である。
楽天ブックスの説明では、3日~6日の間に取り寄せて発送、とあったのだが、なかなか発送済みというステータスにならなかった為、ホントに各通販サイトで在庫がないのか? という事を調べて見たら、Amazon.co.jpでは既に入手していたようで、即納可能状態だった。
なので、急遽楽天ブックスをキャンセル、そのままAmazon.co.jpで購入手続きしたら、頼んだ翌日には届いた。
ポイントは付かなかったが、入手性という意味でAmazon.co.jpの方に軍配が上がった、という感じである。
まぁ、スクウェア・エニックスのオフィシャル通販なら即座に手に入ったのだろうが、送料まで考えると送料増額分が馬鹿にならない。というのも、このEORZEA COLLECTION 2014は、その書籍の大きさが地域版タウンページぐらいの大きさがある書籍だからだ。
手に取ってみればわかるが、ズシッと重みが手にのし掛かる。ほぼフルカラーで紙質も悪くないから余計に重いのだろう。
近年、私がこれぐらいの重みを感じた本は、艦娘型録ぐらいではないだろうか?
パッチ2.3までの装備がズラリ
まぁ…想像していた通りと言えばそのまんまなのだが、このEORZEA COLLECTION 2014は現行のFF14に登場する装備品の全ての画像が掲載されている。またそれだけでなく、それらアイテムのスペックなども記載されていて、モノによっては種族別に装備した状態の画像を掲載している。
流石に全てが全種族装備の画像掲載にはなっていないが、それでもこんなアイテムがある、という事は明確に分かる。
改めて見ると、ものすごい数のアイテムを運営側は作ってきたんだな、という事を改めて知ることができる。それだけじゃなく、私自身がFF14の半分以下しか遊べていない事もわかるぐらいである。
また、装備品だけでなくミニオンや騎乗動物に関しても網羅していて、現在では手に入ることのないレガシーキャンペーンのチョコボなども紹介されている。
現行エオルゼアで見ることのできるほぼ全てのアイテムの情報が掲載されているため、それ故に地域版タウンページクラスの姿形になるわけだが、それだけに全てのアイテムを網羅している事にこの本の本当の価値が見いだせる。
というのは、現在FF14ではミラージュプリズムという、本来のアイテムの形を別のアイテムの形にして表示する事ができる機能があるため、この本で見せたいアイテムの形を検討してから、ミラージュプリズムを使用し、自分のキャラクターが装備する品を試行錯誤する事ができる。
流石にこれだけのアイテム数があると、気に入ったアイテム自体をゲーム中から探し当てるのも難しい話なわけで、予習ができるだけでもこの書籍の意味は大きい。
不満がないわけじゃない
もちろん、この本に不満がないわけじゃない。
もうすこしわかりやすさを追求して欲しかった、というのが私の本音である。
確かに掲載する情報が多い為、わかりやすさを追求したところで、全体的にわかりにくくなるのかもしれないが、検索性があまりよろしくないように感じる。
また、この検索性の悪さは、その本の大きさにもよるところが大きい。
このデータ量になると、書籍という形をとるよりも「電子書籍」として検索性を上げる方がよいのかもしれない。
…とここまで考えて、そういえばスクウェア・エニックスFF14公式サイトには、アイテムの検索ができるエオルゼアデータベースがあるワケで、EORZEA COLLECTION 2014はそれの書籍版という立ち位置なら、この書籍の意味は紙である事が最重要という事になる。
…なんだ、これで成立しているんじゃないか(爆)
ただ、これは個人的な話でしかないが、iPadやAndroid padでの運用ができるようなスタイルだと良いかも知れない。
2画面以上でPC運用している人だと、実際にプレイしながら情報を閲覧…という事がそんなに苦にならずにできるが、1画面での運用だとどうしても情報閲覧の方法が限られ、本や電子デバイスによる追加情報的な扱いに頼りがちになる。
しかし、前述したように書籍としてのこの本は検索性に欠けるところがあるため、できればタブレットによる情報閲覧ができればかなり有用なのではないかと思うのである。
とりあえず、この膨大なデータを書籍化した事は評価できる。
形として見てみたいという人には最適な一冊である。
実用性という意味で言えば…もうひと捻り欲しいところだが、それでも一冊持っている事に意味のある本だけに、FF14をプレイしている人には欲しい一冊ではないかと思う。
総量が無料?
ハッ、まさか、これが、ひたぎクラブか!(爆)
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忠告ありがとう。
修正しときました。
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