以前MacBook Proで使っていたWindows11のダウンロード版を使いたい。
DSP版でないWindows
私は、今まで自作PCを組立てる時、常にWindowsのDSP版を同時購入してきた。
ハードウェア構成が変わるし、何より以前そのパーツを使う事で導入できたWindows OSと同時購入したパーツを使って再組立するわけではないので、改めてDSP版のWindows OSを購入すべきと考え、購入してきた。
ところが、2020年にMacBook Proを購入した時、初めてDSP版ではなくMicrosoft Storeで購入したダウンロード版のWindowsを購入した。
MacにWindows? と思うかも知れないが、MacBook ProにParallels Desktopをインストールして、仮想OSとしてWindowsを動作させるために購入したのである。
で、今現在、そのMacBook Proは売却してしまい、Windows OSは使用していない状況になった。
DSP版であれば、使用するパーツと紐付けての導入が必須だが、ダウンロード版は所謂パッケージ版と同じ扱いと認識しているので、今回の自作PCで再利用できると思っているのだが、実際どうなのだろうか?
一度、MacBook Pro上のParallels Desktopで認証させているが、再認証できるのだろうか?
普通に考えれば出来るハズ
使用していた同じPCへの再インストールならぱ、構成しているハードウェアに違いがないので、普通に再インストールは出来るだろう。
それは言われなくても判っている。
だが、今回はMacBook Pro上で仮想OSとして使用していたライセンスを、全く新たに組立てる自作PCのOSとしてインストールしようとしているワケで、所謂ハードウェア構成がまるっきり変わった状態での再インストールになる。
この場合、以前行った認証は以前のハードウェア(つまり今回の場合はMacBook Pro上での仮想OSを動かしているハード)に紐付けられているわけで、新規で自作したPCで同じプロダクトキーでインストールしようとすれば、当然そのプロダクトキーは使用済みとして認識されてしまう。
ただ、Windows11 Proであれば、ローカルアカウントでのインストールが可能なので、とりあえず新規の自作PCへのインストールをローカルアカウントでインストールを行い、プロダクトキーの入力の際に「プロダクトキーがありません」を選択してインストールしてしまう事は多分できるだろう。
予想でしかないが、インストール後に設定の「ライセンス認証」で「トラブルシューティング」を実施し、「このデバイス上のハードウェアを最近変更しました」という内容で認証させられるかが、今回の問題の焦点になるのではないかと考えている。
この認識で間違っていないかは、やってみるしかないのだが、正直、今までライセンス認証ですんなり認証できた試しがないので、実に不安である。
デジタルライセンス
このやり方で必ず適用されていなければならない要件は、以前使用していたOSのライセンス認証がデジタルライセンス認証になっている、という事である。
私からすると、デジタルライセンス認証以外の認証って何だよ? と言うことになるのだが、以前、Parallels Desktopで使用していた時もMicrosoftアカウントに紐付けて使用していたので、ライセンスそのものはデジタルライセンス認証されているハズ…。
ただ、記憶でモノを言っているだけなので、確実にそうだ、と言えないところが辛い。
Microsoftは何故この認証というものに対し、デジタルライセンスというものを用意したのだろうか?
普通にネット上でアカウントに紐付けた認証だけでは不備が出てしまうのだろうか?
そもそもネットでの認証を実施しているのなら、その時点でデジタルライセンス認証になりそうなものなのだが…。
こうした製品の所有権、使用権というものをネットを利用して認証させるという事を始めた時から、ライセンスがいろいろ混ざってくるという事は予想できていた事ではあるだろうが、同じ企業のライセンスでも同一視できないというのは、今後是正されていかないとマズイように思えてならない。
というか、OS側がこうしたクロスするであろうライセンスをちゃんと管理できる仕組みを持つ方が解決策として良いのかも知れない。
DSP版Windows以外を初めて使用するというのもあるが、無事使用する事はできるのだろうか?
無事使える事を切に願いたい。