今週配布開始となるWindows10だが、DSP版はもう登場するらしい。
パッケージ版より随分と早い
Windows10はWindows7/8/8.1正規ユーザーを対象に、公開から1年間は無償アップグレードできるというのは、もう既に周知の事実だが、クリーンインストールを可能とするパッケージ版の登場は今年秋以降の発売と、アップグレードによる提供よりずっと後になるという話だった。
だから私はDSP版に関してもずっと遅れて提供開始になるのだろうと思っていたら、なんと8月1日にDSP版が発売される事が明らかになり、秋葉原では前夜祭やカウントダウンイベントを開催するという話が出ている。まぁ、
正直、正規パッケージ版の方が先に登場してもおかしくない話なのに、今回は全てが逆展開という実にヘンなカタチで進行しているWindows10移行だが、少なくともDSP版を普段から使っている人からすると、早々にWindows10への乗り換えはできそうな感じである。
Windows10以降はサービスになる
これは前々から言われていたことだが、Windows10以降は一度アップグレードした機器に対し「端末が寿命を終えるまで」無料でサポートされる事になっている。
つまり、今までのようなサポート期限が切れる、なんて事がなくなるわけだが、要するにコレはMicrosoftがスマートフォンやタブレットOSであるiOSやAndroidを意識した結果、サポートされない機器がない、というカタチにしたという事ととれる。
だが、実際にはiOSなどは古い端末のサポートをしていないのが現実で、古い端末は新しいiOSへのアップデートそのものができない仕組みになっている。
では、Windows10は今後このあたりをどう解決するのだろうか?
そもそも、Windows10にもハードウェア要件は存在するワケで、しかしそれでもOS側はハードウェアの要件を確認した上でインストールできるワケでもない。また、基本的な規格は存在していても、各メーカーで仕様が微妙に異なるPCが市場に出回るわけで、それら一つ一つに対してMicrosoftが全てをサポートできるワケでもない。まして自作ユーザーのPCならなおのことである。
このMicrosoftが言っている「端末が寿命を終えるまで」無料でサポートするという事の真意が、一体全体どこにあるのか? は気になる所だが、少なくとも現時点では今までよりは長期的に、また今までと異なる体制でMicrosoftが考えているという事は間違いない。
ユーザー側から考えてみて、それが有益なら有り難い話だが…。
自己レス。
Windows10のDSP版はPCパーツのバンドル販売のみに変更になったようである。
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/20150725_713172.html
Windows7や8、8.1はDSP版の単体販売が行われていたが、旧来のカタチにWindows10で戻った事になる。
但し、バンドル可能なパーツはより絞られていて、CPU、メモリ、マザーボード、SSD、HDD、CPUクーラー、CD/DVD/Blu-rayドライブ、拡張カード、PC自作キットにバンドル可能となったようである。
従来のようにUSBインターフェイス内蔵デバイスとかカードリーダー、FDDは対象外という事なので、さらに制約を受けている、といった所である。
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