先日購入したGeForce GTX 970でベンチマーク。
FF14がより快適に
ヤフオクで落札したショート基板のGeForce GTX 970だが、こちらは液晶モニタのU3415Wと異なり、何ら問題なく動作している。
3440×1440という広さの解像度で、FF14を快適に動作させる為に導入したビデオカードだが、果たしてその解像度での稼働は、どれぐらいの性能をもって可能なのか、それをベンチマークソフトで実際に計測してみた。
本当ならスクリーンショットを撮るべきなのだが、些かモニターの動作が不安定という事もあって、今回は数値のみの掲載となる。
まずは基本的な動作条件から。
DirectXは11として、表示品質は最高画質を選択した。それ以外は一切変更しないという条件での比較になる。
比較対象となるGeForce GTX 670においての3440×1440でのスコアは、3,196でその評価は「やや快適」となった。
実際動作している所を見ると、負荷がぐっとかかるところでワンテンポ遅れる感じが見て取れる。やはり広い解像度での動作では負荷が相当にかかるようだ。
一方、今回導入したGeForce GTX 970のスコアはというと、5,049でその評価は「とても快適」となった。
負荷がぐっとかかる所でもすんなり動いているところが見てすぐに分かるほどで、明らかにその動作は軽い。
これなら性能10~15%増しのGTX 980の必要性はまずない、と言えるかも知れない。まぁ、その価格も倍になるわけだが。
ただ、先に言っておくと、蒼天のイシュガルドベンチマークソフトでは、3,440×1,440ピクセルの全てがベンチマーク上で表示されているわけではない、という事を言っておく。
おそらく、横幅は2,560ドットぐらいの幅しか表示していなかったのである。
ただ、内部的には非表示エリアでも演算はしている可能性は高い。ある種、ベンチマークソフトではこの解像度を想定していなかった、と言えるかも知れない。
SLIなら…
シングルカードでこの性能だと、SLI時は一体どうなるのやら…。
GTX 980のシングルよりもGTX 970のSLI動作の方がSLI対応のソフトでは性能が高くなる事は分かっている。
シングル時に対し、20~80%増しの性能を可能にするのがSLIという仕組みだから、SLIに対応しているFF14なら、確実にシングルのGTX 980を超えてくる事になる。
ちょっと楽しみでありつつも、果たして私にSLIの性能が必要か? という所も疑問に感じていて、このままおとなしくシングルカードでの運用でも良いかも知れない、と考える事もある。
何しろSLIに対応させるには、まずマザーボードから変えなければならない。つまりさらなる投資が必要なわけで、費用対効果を考えると実に微妙な性能向上と言える。
とりあえず…モニタが安定稼働するようになってから、この件はもっと真剣に考える必要があるだろう。
今は何より導入したU3415Wが修理なのか、それとも設定変更で無事稼働するのかをハッキリさせる方が先である。
今までこのような事を経験した事がないが故に、全く困ったものである。