2日前、モニターアームを使ってデュアルモニター化を検討するとしていたが…。
結局原点に戻る
我が家に余っているMDT242WG-SBをそのままにしておく事がもったいないというのもあるが、やはりどうしてもこのモニタを使いたいという事を考えていたら、一番忘れてはいけない事を思い出した。
モニターはそもそも台の上に載せて使うもの…こういう基本的な事を忘れていて、モニターアームを使う事ばかり考えていたのだが、よくよく考えれば台を用意してその上にモニターを置いてデュアル化すれば別に大がかりに予算を掛けずとも実現できる事に気がついた。
…何ともバカげた話である。
で、結局PCの床置きをやめて、そのPCにラックを用意、その天板の上にモニターを置くという事でMDT242WG-SBを活用する方法で事を進める事にした。
用意したラックは、4本のパイプで棚を追加する自作タイプのもの。その後の利便性を考えて足下はキャスターとした。
その下段の棚板にPCを置き、中段棚板に外付けHDDなどを配置、その上の天板の上にMDT242WG-SBを置いた。2面のモニターの境目を撮影してみた。ちょうど私が座っている位置からの視点で、左のモニタがU3415W、右のモニタがMDT242WG-SBである。
写真は…かなり暗い事になってるが、これはワザとそうしている。
ちなみにMDT242WG-SB上でGIRLS und PANZER劇場版のムービーが表示されているのは偶然である(爆)
モニタ配置は解決したが…
ホントはもっと両モニタを隣り合わせにするのが理想なのだが、MDT242WG-SBが思いの外モニタ厚が厚いため、メインPCラックの柱が邪魔して前後に段差が生まれてしまう。
元々、U3415Wは私の前面のかなり広い範囲を占めるため、それならばとMDT242WG-SBを思いっきり角度を付けて配置、私が右を振り向いたときにほぼ真正面に来る配置とした。
まぁ…要するに画面同士の繋がりはほぼ無視した配置にした、という事である。
結局は私がメインモニタ以外の所に情報を表示しておきたいというのが元々の目的なワケだから、私が振り向いた先にそれが表示されていれば問題がないのである。
あまり普通の使い方とは言えないが、それでも2面を活用できるという意味では便利になったと感じている。
しかし、実はそれ以上に困った事があったのである。
それは…色合いが全く異なるという事である。
古いから?
古い液晶モニタは、そのカラーフィルターが劣化して色あせてくる、と言われているが、どうもそれだけが理由ではないような程、MDT242WG-SBの色は今見ると妙に赤い。
おそらく、元としている色温度の違いである可能性がある。
MDT242WG-SBにもいろいろモードがあるのだが、そのモードをフォトモードにすると、かなり赤みがとれ、近い色にはなるのだが、それでも画面が全体的に黄色くなる。
sRGBという共通のプロファイルがあるとはいえ、複数枚のモニタの色を揃える、しかもメーカーも違えばモニタ駆動方式も違うとなると、それがどれだけ難しい事かという事を思い知った感じである。
PS4等はMDT242WG-SBへ
とりあえず、メインモニタとの使い分けを明確にできるようになったので、コンシューマ機のモニタは全てMDT242WG-SBへと割り振った。
これは配信(するかしないかは別として)を意識すると、どうしても別モニタとしておきたいという事からそうしているのだが、これによってアクションゲームをプレイしながら配信しても遅延を気にしなくて良くなったというのは大きい。
PS4から直接配信すればそんな心配はない、という人もいるかもしれないが、そもそもPS4だけを配信対象としていないため、この環境を構築できたのは私としては大きいのである。
今の状態を簡単に説明すると、例えばPS4を起動すると、MDT242WG-SBをHDMIにすればそのままPS4の画面が表示され、その時にU3415W(Windows)側でアマレコTVを起動すると、こちらでもPS4の画面が表示されるようになっている。
アマレコTVを起動せず、直接ニコニコライブエンコーダーを起動すると、ゲーム画面はMDT242WG-SBのみ、配信結果をU3415W(Windows)側に表示、とする事もできる。
本来ならこのような形で配信というものを考えるべきだったのだが、ようやくこの形に収める事ができたワケである。
というワケで、今後は知らぬ間に結構配信とかするかもしれない。
まぁ…ただゲームプレイを垂れ流すだけだろうが(爆)
何はともあれ、とりあえずそんなにお金を掛けずにマルチモニタ化する事ができた。
あとはこのMDT242WG-SBの色味の違いであるとか、駆動方式の違いであるとかを含めた、表示品質に今後拘っていくか? という所を今後考えていきたい。