Steamのウィンターセールが昨日から始まった。意外なまでに多数のタイトルがセールとなっている。
NieRシリーズ未プレイな人はぜひ
Steamで年末恒例のウィンターセールがスタートした。
期間は2020年12月23日~2021年1月6日の3時までで、結構長期に渡って実施されている(画像の日付は米国現地時間)。
数多くのタイトルが結構な割引率で、私がイチオシしていた「NieR:Automata」は50%オフになっていたりする。
個人的にSteamのセールの好きな所は、追加コンテンツの料金も割引対象になっている事で、PlayStation Storeなどのセールだと本体は割引されているのに、追加DLCはそのままの価格というのがあったりする。この違いは大きいかな、と思う。
昨今はインディーズタイトルも流行りだったりするが、Steamにも多数のインディーズタイトルがあり、それらもセール対象となっているものが多い。
手軽に遊べるだけでなく元々の価格が安いところにセールの割引が重なるので、より買いやすくなったりする。
Switchのタイトルを扱うニンテンドーストアでも、インディーズタイトルを割安でセールしたりするのだが、Steamの方がより安い感じがするのは私だけだろうか?
狙い目は古いタイトル
私個人の話としてではあるが、私は狙い目は古いタイトルだと思っている。
新しいタイトルは割引率も低く、値頃感はあまり感じないのだが、古いタイトルはとんでもない価格で販売されていたりする。
メタルギアソリッドV ファントムペインなどは90% OFFとなっていたりして、既に1,000円程度で購入可能になっていたりする。
あまり値引率の高くないコーエーテクモ系のソフトであっても、古いタイトルは値引き感が高かったりする。
ただ、あまりに古かったりすると、そのタイトルそのものの魅力にも陰りが見えてくるので、オススメしにくいが、たとえば「ライザのアトリエ」をまだプレイしていないというのであれば、今のウチに前作を割り引き価格で購入してプレイする、というのもアリではないかと思う(Steam版のライザのアトリエ2は1月発売なのでまだ未発売)。
プラットフォーム戦争
当Blogでは結構前から言っている事なのだが、PlayStation4やXbox Oneがx86コアベースになった頃から、プレイできるタイトルに差が無くなってきていると言える。PCもPS4もXbox Oneも全てがx86アーキテクチャコアとなった今、その開発プログラムはほとんどが流用可能で、あらゆるプラットフォームで同じソフトが開発可能な状態となったと言える。
それ故に、各プラットフォームメーカーはまさしく戦争状態となり、ユーザーの獲得戦争を繰り広げている。
SIEが強いのはPS4の普及率が比較的高いからではあるが、PCはもっと古くから全世界に普及している事もあり、そのプラットフォームとしてのSteamは強大である。
Xbox Oneは北米を中心に広まっているが、これら3者の中では比較的弱い感じがあるのは否めない。だが、一翼を担う一党である事は間違いが無く、これら三つ巴のユーザー獲得戦争を繰り広げている。
そして今、PS5が発売され、Xbox Series X/Sが発売され、この勢力図に動きが出始めるのだが、残念ながらハードの普及が順当に間に合っていない事から、勢力図的にはあまり変化が見えていないと思う。
この三つ巴の戦いに唯一入り込んでいないのが任天堂だが、任天堂は独自の道を歩んでいる事から、そもそもこの戦いの土俵外で戦っている。ある意味一番賢い選択をしているのかもしれない。
こうした争いの中で行われるセールなので、同じソフトが違うプラットフォームで違う価格という事が起きると、ユーザーが少しずつ流れたりもする。
昨今のゲーム業界はそういう意味では見ていて面白い感じである。
さて、そういう私は何を買おうかな? と思案中。
折角ある程度のPCを持っているので、遊べるタイトルを購入したいところである。