住宅事情で困っている人はコレで解決。
エアコンのない生活は…
今年は暑い日が多くなく…そんな話はほとんど毎年のように聞いているような気がするが、これも地球温暖化の影響があるからだろうと思うと、この地球温暖化はホントにヤバイ出来事ではないのか、と思ってしまう。
かといって、地球全体が暑くなっているのかというとそうでもなく、逆に極端に寒い日が訪れるところが世界のどこかにあったりする。
要するに、今までのようなある程度予測できる天候の流れから、今までからは予測できない天候が起きる時代になったという事なのだろう。地球の大気の中で、極端に温度差が生まれる状況にあるので、突然の竜巻が起きたり、ゲリラ豪雨が起きたりする、という事だと思う。厄介な時代である。
で、そんな厄介な時代だからかもしれないが、日本では本格的にクーラーのない生活はあり得なくなってきた。北の地域だからといって、夏にクーラーがいらないという地域は、もう日本にはないだろう。
ウチも間違いなくクーラーが必要な家なのだが、実は我が家は新しいクーラーを入れるにあたって結構それが難しい状況にある。借家というのもあるが、今ある設備を入れ替えるには、大家さんとの話し合いなどで解決する必要があり、手軽に、という訳にいかないのである。
だが、夏はクーラーがどうしても必要である。そうなると…そうした面倒なやり取りを不要にした状態でクーラーを導入できるのが一番よい解決策となる。
スポットエアコン
そんな問題を簡単に解決する方法は、スポットエアコンを導入するという事である。
以前は業務用として工場などに置く製品が圧倒的に多かったイメージだが、ここ最近は家庭用のスポットクーラーも随分と増えてきた。
メーカーで言えば、ナカトミとかトヨトミ、アイリスオーヤマなどから出ているものが多く、冷暖房可能なものもある。価格的には3万円半ばから8万円くらいのものまで幅広い選択肢があるが、冷暖房可能なものは価格的には高めになる。冷暖房可能なものをスポットエアコン、冷房のみのものをスポットクーラーと言うようだが、どちらの名称でもひとくくりで纏められているので、呼び方はどちらでも良いようだ。
アイリスオーヤマのスポットクーラーは、部屋の広さに合わせていくつかサイズがあったりするので、部屋の広さでモデルを変えるなんて事もできる。
以前は、家庭用がなかった事を考えると、今は実に恵まれた環境と言える。
個人的には暖房はエアコンよりファンヒーターやストーブの方が効果が大きいと考えているので、私が導入するなら冷房のみのスポットクーラーという事になるが、大凡、家庭用の出力は1.6kW~1.8kWという製品が多いのだが、この2021年6月に、ハイセンスから発売された新機種は、ついに2.0kWという製品が登場した。
ハイセンスジャパン HPAC-22D
https://www.hisense.co.jp/aircon/hpac-22d/
要するに室外機込み
このスポットクーラーだが、簡単にいうと、通常のクーラーの室外機を内蔵したクーラーという事になる。
だが、そのまま室内に入れてそのまま使用すると、室外機の熱風も室内に吐き出す事になる。
意味ないじゃん…と思うかも知れないが、そもそもスポットクーラーという存在そのものがそういうものなのである。
ではその熱風をどうするかというと、室内置きの場合は、その排気部分にフレキシブルなダクトパイプを接続し、そのままパイプを窓にむかって引き延ばし、その窓から外に排気する。その為、窓枠に取り付ける、排気ダクトと接続する窓パネルなどがほとんどの製品に付属して付いてくる。こうする事で、内蔵された室外機からの熱風を室内に出すことなく外に排気するわけである。
窓枠にはめて使う仕組みなので、取付工事は不要。この手軽さこそスポットクーラーの最大のメリットである。
そして最大のデメリットは、室外機を内蔵している事で発生する騒音である。
壁に取り付ける通常のクーラーより小さい騒音だとしても、あの室外機が内蔵されていると考えれば、ファンの音が相当うるさいという事は想像が付くと思う。
ただ、もちろん室内におく事を想定している製品なので、通常の室外機ほどの騒音の大きさではない。しかしそれは出力が小さいから、という言い方もできるわけで、騒音はそれなりにある、と考えるべきである。
というわけで、もしスポットクーラーをメインに使っていこうと考えるなら、その騒音と付き合っていくつもりでないと厳しいという事は間違いない。
…こりゃ、室内でノイズキャンセリングヘッドフォンの使用頻度が上がるな(爆)
というか、今はそういうノイズ対策のヘッドフォンがあるのだから、そういうので相殺していくのが良いのかも知れない。
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