知らないという事ほど恐いものはない、と思うこのごろ。
資産運用に悩む
私はひょっとしたら石橋を叩きすぎて既に渡りたくても渡れなくなっているのかも知れない。
そう思うのは、資産運用を意識しだしたのが2014年で、その時に楽天証券で口座を作ったにも拘わらず、今まで一度もその口座に入金した事もなく、NISAでの運用まで可能にしているにも関わらず、その後一切運用を開始していないからである。
何故そうなのかというと、どの株や投資商品を買えばいいのか全く検討が付かないからであり、買った事がないから運用する術も知らない。
損をしたくない、という思いが、わからないところに飛び込むという事を恐怖として拒絶し、結果、何もしないで7年が経過した、というワケである。
流石に7年も経過すれば、叩いていた石橋も壊れてしまって渡れなくなっているのではないかと思う。
資産運用を勉強しているつもりで、実は身についていないと感じるのは、まさにこの恐怖を感じているからである。
資産運用の本は結構読んでいると思う。もちろん万全ではないが、基本的な知識として押さえておくべきところは既に既読なハズだ。
しかし、それであってもいざ頭の中に入っているかといえば入っていない。実際の行動が伴っていないからだろう。
なので、私がこれら知識を身に付けるには、もう損をする事を前提に、まずやってみるという実践をしてみるしかないのかもしれない。
体で覚える…ではないが、行動が対になっていないと、身につかないほど、私には不向きだという事なのかもしれないが。
今更ながらすがる書籍
そんなビビリまくって何もしていない私に、最後のチャンスとも言える書籍を見つけた。
これを読んでもう少し理解を深めれば、ひょっとしたら実践が今より楽になるかもしれない。
自由国民社より2021年8月3日に刊行された「誰でも学べば一生役立つ投資の基本技術」という本である。
あくまでも、基本に特化した内容で、何をすると儲かるとかそういう事が書かれている本ではない。
基本に立ち返り、そもそも投資とは何か? から始まり、投資で成功するための考え方、儲かる仕組みとは何か、値動きの分析方法、利益につながる戦略とは何か、といったものを説明する本である。
つまり、基本的な仕組みと何がどうなると正解なのか、という事を押さえ、自分で戦略を立てて判断する事ができるようにする方法論が書かれている本である。
チャートの動きを理解するという事も時には必要だろう。そうした事が説明されている本だからこそ、今一度私が読むべき情報が書かれていると言える。
借金がなくなったからこそ
今年、今まで背負っていたものがなくなった事で、私からすると、今年からが資産運用を考える初年度みたいなところがある。
今まで背負ってきた年月が長すぎて、途中どんな事でも資産が増やせるなら…と株式投資やNISAに手を出そうとして口座を作ったが、結局それらを利用出来るだけの余力もなく、今に至った。
だからこそ、今年からはもっと本格的にこの活動を強化して行かねばならないと思っている。今の時代、貯蓄だけではダメな時代が来ているというのは、もう判っている事である。
そうした事が世間に蔓延っているからこそ、最近はこの手の詐欺に事欠かない。
世の中、上手い話はない、という理論の元、堅実に地道に稼ぐ事のみを視野に入れ、自らの判断で運用していく…私が狙って行きたいのは、そういう自己判断の末に可能になる資産運用である。
「誰でも学べば一生役立つ投資の基本技術」を読む事で、それらが可能になるのなら、この書籍の価格は何て安いアドバイスだろうか?
とにかく今は、資産運用できるようになる事が最初の一歩である。
何だかんだと、ビビリな私は自分を脱却できるのか?
自分でもこの先の事はわからない。
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