昨日アナログの手帳を買ったと言ったが、デジタル化を諦めたワケじゃない。
手持ちのデバイスを整理
昨日、2022年の高橋の手帳を購入したと記事にした。
毎年の事なので、恒例の手帳購入ではあるが、今年はデジタル化を進めるかどうかで悩んでいたのも事実。
iPad miniの第6世代が発売され、手帳のデジタル化の最有力候補が発売されたからだが、ゼリースクロール問題があり、今まで購入してこなかった。
だが、購入していなかったのはある意味正解だったかもしれない。
今、手持ちのデバイスのそれぞれの用途を考えたとき、果たしてiPad miniというサイズが正解なのか? という事は、もう一度よく考える必要があり、タブレット端末として、どういったインプットとアウトプットを期待し、それによってサイズが異なる事に気づいたからだ。
そういう意味で、自分が所有するデジタルデバイスの整理を今一度行っていきたい。
サイズで考えて見る
今、手持ちのデバイスは、MacBook Pro 13.3インチ、iPhone X 5.8インチの2種である。
これに今購入を考えていたiPad mini 第6世代は、8.3インチを加えると、管理するデバイスとしては、インチ数の低い方に偏る事になる。
●13.3 – 8.3 = 5(インチ)…MacBook ProとiPad miniの画面サイズ差
●8.3 – 5.8 = 2.5(インチ)…iPad miniとiPhone Xの画面サイズ差
つまり… 5.8 → (2.5) → 8.3 → (5) → 13.3 というサイズ差
もしこれがiPad mini 第6世代ではなく、iPad Air 第4世代だったらどうだろうか?
●13.3 – 10.9 = 2.4(インチ)…MacBook ProとiPad Airの画面サイズ差
●10.9 – 5.8 = 5.1(インチ)…iPad AirとiPhone Xの画面サイズ差
つまり… 5.8 → (5.1) → 10.9 → (2.4) → 13.3 というサイズ差
実に微妙な結果となった。
つまり、iPad mini 第6世代を購入すると、画面の小さい方にデバイスが偏り、iPad Air 第4世代を購入すると、画面の大きい方にデバイスが偏るという結果である。
この結果をもって解る事は、画面サイズに比して製品を検討すると、どちらかに偏るという事である。
では偏る事を前提に、どちらに偏る事が理想的なのかを考えてみる。
手軽さを考える
ノートPCとタブレットでは、その扱いの手軽さはどう考えてもタブレットが勝る。
iPad Air 第4世代は、Touch IDでサッと電源を入れ、10.9インチの画面へアクセスしていくが、iPad mini 第6世代だと、Touch IDでサッと電源を入れるものの、8.3インチの画面にアクセスする。
持ちやすさはiPad miniが勝るが、情報量ではiPad Airが勝る。
甲乙付けがたいところだが、そもそもiPhoneの存在をそこに投じると、iPad Airの方が用途的には勝る可能性がある。
つまり、MacBook Proのようにガッツリと業務が出来る環境を構築する場所がなけれけばiPad AirならMacBook Proほどではないにしても、それなりの広さの環境をその場でサッと作る事ができるワケである。
ではiPad miniの良さとは何か?
確かに片手で持てて手軽ではあり、持ち運ぶ事に困らないサイズ感である。
但し、そのサイズの小ささ故にマルチタスクで作業しようと思うとやりづらく、あくまでも手帳の領域を超えてこない。
ここまで考えると、どうにもiPad Airの方に軍配が上がりそうな感じである。
だが、やはりその持ち運びやすさという所に、引っかかるのである。
この結果から、9インチくらいのiPadがあると丁度真ん中なのに…とかふざけた事を考えてみたりもするが、ホントにこの2モデルは迷いどころしかないのである。
やはり、実際に実機を触って感覚を得るしか判断できないかもしれない。
もしくは、同じサイズのモックのようなものでシミュレーションするしかない。
私のこの迷いはまだまだ続きそうである。