ドスパラのノートPCで第12世代コアが搭載されるのはいつだろう?
Raytrek
ドスパラが販売するPCのシリーズに「Raytrek」というブランドがある。
クリエイター用などのPCが存在し、デスクトップPCもあればノートPCも存在するのだが、現在発売されている14インチモバイルノートシリーズは「THIRDWAVE F-14TD/raytrek X4-T」という型番になっている。
いろいろWindowsのノートPCを見定めている中で、私的にコレはなかなかいいかも、と思っている製品なのだが、搭載しているIntelコアは第11世代のRocket Lakeとなっている。
もちろん性能的にはこれで何ら問題のない製品なのだが、既にIntelからは第12世代コアが発表され、ベンダーにも提供されているはずで、私はこの第12世代コアが搭載されるのを密かに待っていたりする。
というのも、第12世代コアはPコアとEコアに分けられた事から、低電力動作が非常に良い感じで効いてくるので、モバイルシリーズではその省電力性は大きく話題になった。
しかも、ベンダーへは今年3月には出回りはじめているという話なので、私としてはいつぐらいからドスパラPCも入れ替わるのだろうか? と待っていた。
実際には、他メーカーではすでに搭載されている製品も出ているようだが、価格的な問題やデザインの問題など、いろいろな側面で大手メーカーよりもドスパラが良いだろうと判断しているので、ぜひともドスパラから登場する同シリーズで、搭載品が出てきてくれないかと思っている。
品切れがチャンス?
で、このRaytrek X4-TをWebサイトで確認したところ、現在品切れと先日まで出ていた。実際にモノがない、という事は間違いないのだろうが、ひょっとして新機種が登場する前触れかも…とちょっと期待していたのだが、本日販売サイトを確認したところ、注文ができる状態になっていた。
Raytrek X4-T
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=3&mc=11266&sn=3530 (既に販売終了)
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=3&mc=11263&sn=3528 (既に販売終了)
カラーリングとして、X4-Tはローズゴールドとブラックがあるのだが、指紋などが目立つだろうという事で黒ではなくローズゴールドを選びたいところ。
ただ、CPUをCore i5にしたF-14TDのシリーズにはラピスブルーというカラーリングが存在する。できればX4-Tでラピスブルーって選択がしたかったが、そのセレクトは存在しない。
まぁ、カラーリングは良いとして、X4-Tの注文が出来る状態になったという事は、また製品在庫ができたという事で、これで第12世代コア搭載製品が出てくるタイミングがまだ後になるのではないか、という予想が立ってしまった。
うーん、今のX4-Tが発売された時は、第11世代コアのベンダー取扱いからどれぐらいの期間で製品発売したのだろうか?
多分同じぐらいの期間が必要なのだろうとは思うが。
Raytrekを推す理由
同じ14インチノートPCで大手PCベンダーの製品でも、価格的に10~15万円くらいの製品は探せば出てくる。
それでもドスパラ(THIRDWAVE)のRaytrekをイチオシしたのには理由がある。
内部性能の割に価格が安めである、という事と、恐ろしくシンプルである、という事である。
大手メーカーのPCは、そのサポート体制の強化から、いろんなアプリケーションがインストールされていたり、システムに紐付けられていたりする。
メーカーが販売製品を管理する上では、そうしたアプリケーションによって管理するのが便利なのだとは思うが、標準的に使用している上では、そうしたアプリケーションは結構煩わしく不要だと感じるシーンが多い。
Raytrekは、その点OSの構成がシンプルなので、ほとんどMicrosoft製品と同じような感覚で使用する事ができる。これは私としては評価すべきポイントである。
14インチノートで、重量は1.5kgと決して軽くはないが、MacBook Proより少し重いと考えれば、妥当な重量でもある。性能に関しては、今の第11世代のものでも十二分でもあるので、第12世代の製品が出れば、ぜひとも欲しい一台になるのではないかと思う。
第11世代でも良いのでは?
正直今の第11世代でもバッテリーの保ちさえ良ければコレでもいいのかも…と思う時がある。問題は省電力時のパフォーマンスと、性能が必要になったときのパフォーマンスとの切替えがスムーズで、全体的に省電力動作で処理が済んでしまうのが理想的。
そう考えれば、やはり第12世代の意味はとても大きいように思えてくる。
巷では第13世代Raptor Lakeでは更なる高性能化が予定されているようだが、モバイルノートPCでの運用をメインで考えると、省電力動作時の性能がどれほど上がるのかが一番のポイントになるので、第12世代も第13世代もあまり変わらない可能性が高い。
もし性能が大きく変わるとしたら、メモリ周りの性能ではないかと思うが…そこを考えて大きく変化するとも考えにくい。
第11世代と第12世代では、PコアとEコアという、アーキテクチャの異なる2種混合コアで効率を上げているかどうかの違いが大きいので、第11世代の省電力時性能と第12世代コアの省電力時性能の差が、私の迷う要因になる。
事実上は第11世代コアでも問題はないのだろうが、決定的な差が出てくるようなら、やはり待ちたい、というのがホンネである。
こうした葛藤を続けている限り、製品は購入できないな、と思う。
それも分かってはいるんだ、分かっては…。