Apple Pencilより上の使い勝手になるのか?
台湾発のiPad用スタイラス
CAMPFIREのクラウドファンディングである「Machiya」に、気になるデバイスを見つけたのは8月21日の事だった。
当Blogでもその時の事を記事にしているのだが、通常のApple Pencilと異なり、ペンの後端にボタンが付いているという違いがある。
このボタンを1クリックするとホーム画面に移動し、2クリックするとマルチタスク画面に切り替える事ができる仕様になっていて、通常のApple Pencilではできないアクションかペンだけでできるようになっている。
これは面白いという事で、Machiyaのクラウドファンディングを支援、製品を待っていたところ、先日その製品が届いた。
見た感じはApple Pencilとほぼ同じで、後端部に充電状況が確認できるLEDが付いている事ぐらいが大きな違いである。
ペン先から交換芯まで、ほぼ全てがApple Pencilと非常に似ており、おそらく純正品もそのまま使用出来るのではないかと思う。
それほどまでにソックリなのだが、後端にボタンがあるだけで使い勝手が向上する。
アレ、設定違い?
で、このA7 Proをペアリングするところからはじめるのだが、ペアリング自体はても簡単である。単に充電させるようにiPad Proの側面に沿わせるだけで、機器を認識し、ペアリング可能な状態まで持っていける。
iPad Proそのものは、複数のApple Pencilを認識できるようだが同時に使用出来るApplePencilはどうも1本だけのようで、片方で手書きはできたが、もう片方で手書きをしても書く事はできなかった。いや、正確に言うと、Apple Pencilでは書く事はできたが、A7 Proでは書く事ができなかった。
そこでApple PencilのBluetooth接続を切ってやると、A7 Proで書く事ができたので、手書きできるデバイスは1つのみ、と認識しているのかもしれない。
また、Apple Pencilは充電のマグネットに吸着させると、iPad Proが充電を開始する段階で画面上に接続した事を表示するが、A7 Proはそうした仕様にはなっていなかった。
これはコレでちゃんと充電されているのかな? と迷ってしまうところだが、A7 Proは充電が始まるとペンの後端のLEDが明滅し始めるので、充電されているかどうかはわかる。
だが、インターフェースとしては扱いが面倒かもしれない。
で、いろいろ設定できるな、と使っていて不思議な挙動がある事に気づいた。
通常、A7 Proの後端にあるボタンを一度押すと、ホーム画面に移動するハズなのだが、なぜか音量が一つ上がるという動きを見せる。
二度押すとちゃんとマルチタスク画面に移行するのだが、一度押しでホーム画面という事にならないでいる。
コレ…設定とか変えられるのだろうか?
というか、このA7 Proの設定画面ってどこにある?
2代目のタブレットの為に
実はこのA7 Proを購入したのにはもう一つ理由がある。
それは2代目のiPadを購入した時に使えると思ってのことである。
タブレットの二つ目なんか買ってつ買いきれるのか? という疑問もあるだろう。自分でもそう思わないでもないが、電子文書として使える事が明確になった今、もう一枚タブレットがあれば、と思う事があった。紙の代わりと言えばそれまでだが、2つの文書を物理的に2つにして作業するという事が、1枚のタブレットの表示を切替えたりするよりも効率的と思えるシーンがあったのである。
なので、違うサイズのものを一つ買うと言うのはアリだと思っている。
ま、実際どうなるかは判らないが。
何にしても、そろそろペンとタブレットというデバイスも当たり前のような生活になってきたという事である。
昔から見れば便利な世の中になったものである。