カナ打ちである私がローマ字打ちをマスターできるのか?
タッチタイピング
当Blogでも過去に何度か書いたが、私はイマドキ珍しいカナ打ちでタッチタイプを行う者である。
タッチタイピング…ブラインドタッチと言った方が判る人もいるのかもしれないが、残念ながらブラインドタッチは差別用語ではないか、という論調があり、現在はタッチタイピングが主流な呼び方らしいが、要するに手元を見ないでキーボードの入力を行う事である。
私は古くはワープロ専用機の時代から慣れ親しんできたこともあって、カナ打ちでタッチタイプをする者なので、結構特殊かもしれない。
1音を1キーで入力できる事から、カナ打ちは打ち込む速度が速く、私なりに便利だと感じているし、そもそも頭の中でローマ字変換をしなくても済むので、文章を頭の中で構築するのも楽という利点もある。
だが、弱点は英語表記で、アルファベットを打ち込むという事がとにかく苦手。これがローマ字打ちなら、予め26文字あるアルファベットの場所は理解できているはずだから、入力もそんなに難しくないだろう事は予想である。
そんな私がカナ打ちからローマ字打ちのタッチタイプができないか? と言うことを検討し始めたのは、ちょっとプログラミングに興味が出てきたからだ。
今では小学生も必修科目としてプログラミングの授業が行われているが、これからの時代、プログラミングができるのと出来ないのとでは、仕事も日常も便利さが大きく異なると感じ始めている。
なので、ここらへんでプログラミン゛に挑戦するのも悪くないかな、と思った次第。
そうなると、カナ打ちでは望むスタイルにはならない、と考え、ローマ字打ちでタッチタイピングができるようになれば状況は変わるのかな、と。
e-Typing
インターネットでタイピングの練習ができるサイトがある。
このサイトでは「ローマ字タイピング」「英語タイピング」「かなタイピング」と3種のタイピング練習ができるサイトで、登録しなくても現状を確認するテストはできる。
試しに「ローマ字タイピング」をやってみたところ…まぁ、言うまでもなく結果はボロボロで、E判定といったところだった。
会員登録して、継続的に練習を積み重ねていけば、上達具合などもわかるようになるのだが、ちょっと残念なのは、タイピングしていてあまり面白くないというのが問題。
昔…いや、今でもあると思うが、これがゲーム性のあるものだと、それなりに没入感などもあるのだが、ただ単に出てくる語句に対してそれをなぞっていくように打ち込んでいるだけなので、楽しさはあまりないのが残念な所である。
…ま、無料でやってるのに贅沢いうな、という事なのだろうが、タイピングをマスターするのは、ひたすら繰り返し作業にして、体に覚え込ませるようなところがあるので、楽しさは案外と重要なポイントではないかと私は思っている。
人間、慣れると頭で考える前に体が反応するという事が多々あるが、私のカナ打ちはもう既に頭で文字を考えたなら、その文字に指を運ぶ際には、もう頭で考えて運んではいない。なのでこれはもう体の慣れでしかなく、そこまでいけば、タイピングは自然とできると言える。
そういった事を支援するツールなので、楽しいものがないかなぁ、とちょっと探しているというのが今の状況である。
カナ打ちと両立できるのか?
ただ、一つ自分でもハッキリわからない事がある。
それはカナ打ちとローマ字打ちのタッチタイピングは、両立できるのか? という事。
私の体は長年カナ打ちで慣れてきてしまっているので、今ローマ字打ちを体に馴染ませたところで、果たしてローマ字打ちとして反応できるのか? と、ちょっと不安に思っているところがある。
やってみなければ判らないのだが、体がちゃんと仕分けてくれるのかがちっょと気になる。
ましてやそれを無意識にするわけだから、何とも奇妙な感じに思えて仕方が無い。
ただ、人間の行動は脳がある程度自動化するというのは、車の運転などでもそうだし、他の事でも同じなので、同じ行為であっても、そこにちょっとした違いがあってもちゃんと脳は切替えてくれるので、実際には問題はないのかな、と。
まぁ、実際に自分でローマ字打ちをマスターしてみれば解る事だが、気になるといえば気になる事である。
それにしても…これなら最初からローマ字打ちをマスターしておけば…とちょっと後悔する。
そもそも最初に脳内でローマ字打ちに変換する行為を無駄と考えた事が失敗だったように思う。
最初からローマ字打ちをマスターしておけば、プログラミングにはもっと早いウチから挑戦できていたのかもしれない。
…え? タッチタイプとプログラミングは別モノだ?
ま、そうなんだけどね。