ほとんどの人はdアカウントの変更が必要になるのではないか?
昨日の契約変更で
昨日、ドコモショップで回線契約を見直し、ギガホライトからirumo 3GBへと切替えた。
その際に私が問題としたのが、キャリアメールを辞めるということだった。
irumoは「@docomo.ne.jp」のドコモキャリアメールを使用するには、月額330円の別料金オプションとしての扱いになっている。
正直、このケータイメールに関してはあまり利用価値を見出していなかったのだが、dアカウントを作成する際、このドコモのキャリアメールをIDにしてdアカウントを作成している人がとても多い。
私も当然のようにdアカウントのIDはキャリアメールのアドレスを使っていたのだが、キャリアメールが利用できなくなるということは、つまるところdアカウントの登録も変更しておかねばならないということを意味する。
ある程度予想していたことでもあったので、今回の契約変更前に、dアカウントのメールアドレスの登録において、ケータイメールの他にウェブメールを登録しておいた。
PCからdアカウントのWebにアクセス、ログインして、アカウントの設定から登録することができるので、いつもPCで使用するメールのウチの一つを登録しておいた。
ただ、実際どういう切替えになるかがわからなかったため、今回はウェブメールを登録するのみで、いざドコモショップにてdアカウントの切替えがどうなるのかを聞いてみる事にした。
切替え前に
ドコモショップで、契約回線をギガホライトからirumoに実際に切替え作業を行う前に、私はショップ店員に確認をした。
dアカウントのIDが現在キャリアメールのアドレスになっているが、この状態でギガホライトからirumoに契約変更した場合どうなるのか?
ショップ店員の回答は、どうなるかという現象の回答ではなく、切替え前に特定の文字列のIDにするか、他のメールアドレスを登録して、そちらのメールアドレスへ、IDを先に変更してください、というものだった。
おそらく、この店員自身もキャリアメールが登録されているdアカウント名に対して、キャリアメールが失われた時にどうなるかということはしらないのだろう。
ただ、それが問題であることは判っているようで、即座にID変更してください、とだけ言われた。
何度も繰り返し言われたのは、一度キャリアメールを削除すると、もうデータは二度と戻ってこないということだけである。
おそらく、dアカウントに関しては、キャリアメールがアカウント名になっていても、他に連絡の付くウェブメールが登録されていれば、ログインチェックにわざわざメールサーバへの問い合わせはしないと思うので、いきなりキャリアメールが使用不可になったとしてもdアカウントにログインすることは可能だろうとは思う。
問題はそこでログインしたのなら、即座にログインIDを別の者に変更した方がよい、ということである。恐らく、キャリアメールが使用不可になった状態でそのキャリアメール名がログインIDになっている状態というのは、キャリアメールのアドレス文字列が、特定の文字列として認識されているだけになった、ということ。
つまり、連絡先となるメールアドレスとしてログインIDを認識しているのではなく、メールアドレスの文字列になった特定の文字列IDとして利用されている、となった可能性がある。
もちろん核心のある話ではないので、キャリアメールが使用不可になったなら、即座にログインIDも別のものに切替えた方がよいだろう。
とりあえず先に切替える
というわけで、私はirumoに切替える前に、dアカウントIDは登録したウェブメールに変更した。
変更後、APN設定が切り替わるようで、iPhoneの設定を変更するのだが、これはドコモショップの店員がやってくれた。
これにより、iPhone Xからドコモメールそのものが消え、私が現在iPhoneで受診しているメールボックスのみが残った。これで間違いなく手続きされたということになるだろう。
ただ、自分で実際にやってみて思ったのは、dアカウントというドコモのキャリアを使用していない人も利用できるサービスと実際のキャリアメールが繋がっていることで、あらぬ誤解を生み出しかねないということ、そしてそのことで要らぬ設定をしなければならないことに対し、説明が足りていないな、と。
irumoは確かに従来のサービスより低価格で利用できるメリットはあるが、そこで失うものに対して、もっと説明がないとdアカウントで失敗する人が出てきそうな気がしてならない。
特にdアカウントは電話番号と紐付けることで本人特定をしている側面があるので、トラブルが発生すると厄介な場合がある。
この辺りの配慮がもう少し欲しいと思えてならない。
とりあえず、ある程度判った上で契約してきた私ですら、ちょっと理解に苦しむところがあったのは事実。
irumoへの切替えに関してはある程度前情報を持った上で、臨む事を強くお薦めしたい。