今まであまり語ってこなかったメインPCの問題を挙げてみる。
概ね良好ではあるものの…
今年の正月に組み立てたメインPCだが、使い始めて9ヶ月が過ぎた。
久しぶりのAMD構成の環境という事で、Intelとは異なる状況にいくつか戸惑うと共に、ここ5~6年の間に随分と進化したPCパーツの環境に当初は大いに驚いた。
特に驚いたのは、マザーボードのマニュアルが電子化されていて、紙のものが付属していなかったという事。まぁ、タブレット端末を持っていたので、組立時にはそれでPDFを見ながら配線作業が出来たので問題はなかったが、時代はもうこうになっていたんだな、と驚いた。
そんなイマドキのPCを組み立てて、Windows11 Proをインストールした環境を9ヶ月使い続け、無事使えていれば良いのだが、何故か細かいトラブルが起きる、という事も実は頻発していたりする。
そのトラブルの原因が、未だによく分かっていないという事もあり、今以て格闘中ではあるのだが、先日PCが突然起動するのに20分近くかかったというトラブルがあったので、そうした細かいトラブルも、ちょっと書き出してみようと考えた。
この問題、AMD環境だから起き得るのか? それとも昨今のパーツ間通信が高速化したからこそ起きている問題なのか等々、とても気になっている。
ストレージが躓く?
まずは先日もちょっと書いた問題だが、ストレージへのアクセスが時々止まったように遅くなるという事が起きる時がある。
顕著なのは、ゴミ箱に入れたデータを、完全に削除する(要するにゴミ箱を空にする)時に、ゴミ箱の反応が極端に遅れ、ゴミ箱が無反応になったかのように見える時がある。
おそらくはゴミ箱にOSがアクセスした際、通常ならそのアクセスに対してストレージが反応してアクションを起こすのだろうが、アクセスに対して適切なアクションの反応が遅れているのである。OS側からすれば、アクションをリクエストしているので、そのリターンを待つという事をしているだけなのだろうが、その待ち時間が長すぎて結構な時間が経ってからゴミ箱のリアクションを表示する。
これと似たような動作として、OSから各ストレージにアクセスした際に、時々ストレージへのアクセスが極端に遅くなる事がある。
ストレージの中身を見ようとしても、その中身の情報が極端に遅れて表示されるのである。
頻繁にアクセスしているストレージに関してはこのような事はあまり起きないのだが(あくまでも“あまり”である)、頻度が少ないストレージにアクセスした際など、躓くような挙動を見せる事がある。
ちなみにこの挙動がよく見られるのは、ストレージをSerialATA接続しているものと言えるかも知れない。
動画が止まる
そしてこれが実は一番困っている問題なのだが、ローカルの動画ファイルをMPC-BEなどの動画プレーヤーで再生しているとき、突然動画が止まってしまい、数秒~数分の後、一気に映像が早送りのように進み、音声だけが通常再生されるという症状が起きる。
動画フォーマットに関係なく起きるので、動画ファイル側の問題ではないと思われるし、今の所多くの動画ファイルでこのケースの問題が起きている。
こういう場合、ビデオドライバなどを更新すると直るとか、Windows Updateで直るなんて話はよく聞くが、、今の所そのような対応で直ったためしがない。
ちなみに、過去のメインPCで再生させた時には何ら問題のない動画データを今のメインPCで再生ざせてこの症状が起きるので、動画データの問題というよりは動画を再生させる仕組み側の問題であり、その中でもビデオカード側の問題ではない、といった所ではないかと目処を付けている。
考えられるのは…前述した問題と同じく、システムとストレージのデータ通信に問題があるのではないかという事。
こう考えると、先程の問題とこの動画の問題は、根底が同じ原因ではないかとさえ思えてくる。
AMD環境にしてから起きている問題なので、AMD特有の問題なのか、それとも私固有の問題なのかも気になる所。
Intel環境の時にはこのような問題は起きなかったんだが。
何に原因があるのかはわからないが、どうにか解決する方法はないものだろうか?