そういう拘りも重要かと。
ガラケースタイルのスマホ
テルルを運営するP-UP Worldが、ガラケーのような外観を持つSIMフリースマホ「Mode1 RETROII」を10月13日より予約開始し、20日に発売する。価格は29,800円とリーズナブルなのも良い感じである。
「Mode1 RETROII」は従来機種である「Mode1 RETRO」の後継機にあたり、日本で独自進化をしたガラパゴスケータイのような外観を持つスマートフォンである。
中身はAndroidスマホで、OSにはAndroid 13を搭載、Google Playで様々なアプリをインストールして利用する事ができる。
ガラケースタイルだが、その液晶はタッチ操作が可能で、解像度は1,440×720ドットの3.5インチという仕様になっている。物理的に装備しているキーももちろん使用可能で、十字キーの左右に4つのbuttonを搭載、お気に入りのアクションを登録する事ができる。
搭載プロセッサはHelio G85、メモリ4GB、ストレージが64GB。microSDカードで容量を拡張可能というスペックで、カメラは背面が4,800万画素、インカメラは1,300万画素となっている。
内蔵するバッテリーは2,500mAhという容量で、できる事から考えると、かなり長時間動作が可能だと予想される。
背面には通知や時刻を表示できるサブディスプレイを持ち、USB Type-Cで充電が可能。本体サイズは約52×112×20mm、重量は約145gとコンパクトで、本体色はシープホワイトとウルフブラックの2色が用意される。
側面には指紋認証機能も搭載しているので、セキュリティにも配慮が成されているところがイマドキのガラケーといった感じである。
キャリアでもまだ取扱いはあるが…
ドコモなどのキャリアでも、まだガラケーのようなケータイの取扱いはあるのだが、通信電波は既に4G LTEが当たり前になっていて、インターフェースに制限を掛けてはいるが、中身的にはAndroidに近しいものとして製品化している。
ウチは母が契約しているケータイがまさしくそのガラケースタイルのものになっていて、アプリなどの使用は全くできないものの、通信は4G LTEというものになっている。
ま、通話しか想定していないので、用途としてはそれだけで良いわけで、それ以上を求める事はしないのだが、世の中、そういう通話のみで良い、といいつつも、世間的に周辺の人とのコミュニケーションでLINEを使わざるを得なかったり、X(Twitter)で情報を得たいなんて事はあるだろう。
そういう時、この「Mode1 RETROII」は威力を発揮するアイテムになると言える。
電話するなら、ガラケースタイルの方が使いやすいと思うのはおそらくほとんどの人だろうし、アプリに拘りが無ければ、本来ならこのスタイルの方が馴染みやすいのではないかと思うが、情報をとにかく得たいと考える人はスマホのようなスタイルの方が使い勝手がよいわけで、やはり何を機能の主体とするかで、その形も変わってくる、という事だろう。
私の今後の機種変更
iPhone 15シリーズへの切替えを考えている事は当Blogでも言い続けてきたが、未だにiPhone15 ProとiPhone15 Pro Maxのどちらにすべきか悩んでいる。
本来なら、大きさが異なる2機種だと迷う事はないのだが、今回に限って言えば、機能と携帯性を天稟にかけて迷ってしまうという、今までにはなかった葛藤と戦う羽目になった。
これも、Pro Maxだけが持つという5倍望遠機能があるからなのだが、大きさ的にもPro Maxを許容できるのではないかという迷いが、この判断を狂わせている。
今までは重さ的にもNGと言えたが、今回はチタンフレームという事もあって、微妙に重量を許容できてしまう部分があるのも迷っている理由になる。
今までと同じようでいて違う、その違いが判断を迷わせる…そんな感じである。
どうしても通話のみに割り切った使い方をしていない私の使い方では、Mode1 RETROIIのような尖りきった製品のようにコレ、といった決め方ができないので、どうしてもモバイルコンピューティングの要素で考えてしまう。
となれば、画面は大きい方が良いわけで、そういう意味でもPro Maxの良さは浮き彫りになる…。
ホント、実機を触っても迷うのだから始末に悪い。
年末ぐらいから本格的に購入を視野に入れていくので、今はまだ迷っていてもよいが、そろそろ方向性は決めておきたいところ。
いろいろなアクセサリが出回ってきた今こそ、決めてしまわねばならないのだが…さて、どうしたものか。
とりあえずガラケー命とかいう人はMode1 RETROIIは悪い選択肢ではないと思う。
割り切った使い方ができる極めて希有な製品なので、用途に合致しているのなら、突貫しても良い製品だと思う。