東京ファンフェスで見えてきた黄金のレガシー。
残る一つの新ジョブ発表
前回のフェスで、新たに加わる2つのジョブの内の一つがヴァイパーという二刀使いだという事が発表された。
近接戦闘DPSとして発表されたワケだが、もう一つの未公開ジョブは遠隔魔法DPSという事だけが判っていた。
そして今回の東京ファンフェスで、ついにその未公開だった新ジョブが発表された。
ピクトマンサー。
旧来のFFでは唯一FF6に登場したジョブであり、FF6ではモンスターの絵を描いてその書いたモンスターの特殊攻撃を使用する魔法だった。
FF14では、同じ絵を描くとしても、モンスターというわけでなく、とにかく描いた絵にまつわるもので攻撃、もしくは特殊な効果を発揮するジョブになるようだ。
絵画魔法という新たなジャンルのようだが、バルデシオン委員会のクルルがこのピクトマンサーにジョブチェンジする事になるという。…クルル、今までお留守番ばかりだったから、これで活躍の場も増えるのではなかろうか?
今回のファンフェスでは、ピクトマンサーは蘇生魔法は持っていないという話なので、召喚士や赤魔道士とはまた異なった特性を持つジョブになりそうである。
見た目からしてファンキーな感じなので、一部の人には絶大な人気になりそうな気がするジョブだが、今回はヴァイパー人気がそれを上回るような気がする。
ま、どちらにしてもFF14はジョブチェンジで全てのジョブを体験できるので、楽しいジョブが増えるという事そのものを評価すべきと私は思う。
ロスガルの女性
FF14の漆黒のヴィランズで2種族が追加されたが、共に性別としては片方だけの追加だった。
ウサギをモチーフとしたヴィエラは女性型のみ、トラ(だと思う…)をモチーフとしたロスガルは男性型のみと、片方のみの性別の搭載で選択肢が限られていたが、ヴィエラに関してはその後、男性型が追加され、両性でキャラメイクができるようになった。
しかしロスガルだけは依然として男性型のみで、女性型が登場しないのかと思ったら、黄金のレガシーではロスガルの女性がストーリーの中心的存在として出てくるようで、このパッチからプレイヤーとしてもロスガルの女性型でキャラメイクできるようになるという。
私は…おそらくキャラメイクする事はないと思うが、ケモノ系キャラが好きな人には朗報と言える。
ま、多様性があるという事は特に世界的タイトルとなったFF14のようなMMORPGでは重要な事なので、これは素直に喜ぶべきだろう。
今回の東京ファンフェスで発表されたが、世界累計の登録アカウント数が3,000万を突破したというFF14は、少なくとも国内タイトルのMMORPGとしては最大のタイトルになったと言える。
そういうタイトルだからこそ、ツマラナイ話ではあるが、多様性というところにも目を光らせないとポリコレ的に刺されたりといった心配をしなければならない。
ま、理由は何であれ、選択肢が増える事は歓迎すべき事である。
グラフィックスアップデート
今回の東京ファンフェスでも、現時点でのグラフィックスアップデートの話が出てきた。
それぞれの種族の初期装備含めた、新旧のCGが公開されたのだが、なるべく今までの見た目に沿った形でグラフィックスアップデートを行うという方針の下、より美しくなった各キャラクターが紹介された。
私はアウラの女性をメインキャラクターとして選んでいるのだが、私としては歓迎すべきアップデートになっていたと思っている。
ララフェルはホントにどこが変わったのか? と思えるぐらいの変化に感じたが、細かいところを見ると確かに綺麗になっていたりするので、これはこれで歓迎すべき進化なのだろう。
ミコッテの男性に関しては、今のグラフィックでも一番人気と言われているぐらいカッコイイベースキャラクターなのだが、アップデートによってより美しくなった。間違いなくユーザーに受け入れられる進化だと言えよう。
全体的に質感向上をベースとしたアップデートが行われているが、これらのアップデートが行われる事によって、自分のキャラクターを多少なり変化させたいと考える人は多いだろう。
吉田Pは、そういう要望に応えるべく、幻想薬(見た目を変化させられる薬)を1個、全プレイヤーに配布すると宣言した。有りがたい話である。普通ならリアルマネーでの購入が必要な幻想薬だが、それを全員に1つ支給する…運営費に困るようなタイトルならあり得ない話だが、FF14ではそれが出来るのである。
ま、運営側は単にデータを配るだけなので、事実上の損失はないのだが。
黄金のレガシーは今年の夏に発売される。それが早い夏なのか遅い夏なのかはまだ分からない。だが、その時にはおそらくさらに登録アカウント数は増えているだろう。