衝動買い、やっちまった…

昨日のRTX 4070Ti SUPERだが、気がつけばポチっとな。

やらかしてしまった

昨日、ELSA ONLINEから連絡がきた、RTX 4070Ti SUPERの入荷連絡だが、その後大いに悩んだ。
もともと購入するつもりはあまりなかったのだが、どこかで欲しいという思いもあって、相当に悩む事となった。
だが…結局購入のボタンを押していた自分がいた。
やはり物欲には勝てなかった、という事である。
そして…ELSA ONLINEの対応は神対応で、その品物が翌日には届くという状態に。
何なんだ、このトントン拍子に事が運ぶ様子は…。
というわけで、高額商品を購入し、今それを手にしたというわけである。
届いた箱はELSA ONLINEではよく見る黒箱仕様。
店頭ではこの黒箱の外側に化粧箱がついているのだが、ELSA ONLINEは正規ラインナップでなければ黒箱で届くことが多い。
今回の製品はELSAから販売発表のあったものではないので、黒箱仕様という事なのだろう。
そして実際に手にして思う。
これで価格は143,000円。
本当にやらかしてしまった、と。

とりあえず組み込んでみる

ま、買ってしまった物は仕方が無い。
届いた黒箱を開け、メインPCのビデオカードを入れ替える事にした。
その前に、その姿を見て驚く。
コレ、姿形が前モデルと全く同じなのだが。
ホントに見た目ソックリで…具体的には、違う場所が二箇所ある。
一つはカード本体の裏側にある製品モデルが書かれたラベル部分。
ラベルぐらいしか違いが無いここに「GEFORCE RTX 4070Ti SUPER ERAZOR X」という製品名が書かれている。これで違いが分かる。
あともう一つは、DisplayPortが3つ並んだ横のHDMIポートの所に、HDMIと表記が入ったという所。違いはこれぐらいで、見た目にはほとんど変わりが無いものだ。
何もここまで同じにしなくてもいいのに…と思わなくも無い。
実際に組み込んでみる。
…組み込んで通電させたが、見た目に全く変わらない。そういう意味では実に味気ないものである。
光るINNO3Dロゴまで同じ

FFベンチ、やってみる

ま、性能も僅差、見た目も変わらないという事は最初から判っていた事である。
なので、とりあえず間違いなくRTX 4070Ti SUPERが組み込まれたものなのか、メモリは16GBなのかなど、内部的なものを確認する。
GPU-Zを走らせると、間違いなくビデオカードが入れ替わっている事がわかる。
これを見ると間違いなくアップグレードされている
で、好例のFF14ベンチを回してみる。ちなみに全てHDRは有効化してのテストである。
以前計測したRTX 4070Tiの結果との差で性能向上幅を見てみよう。
まずは暁月のフィナーレベンチマーク。
暁月のフィナーレベンチ
スコアは19626から21840、平均FPSは131から150、最低FPSは80から81と向上している。
続いて漆黒のヴィランズベンチマーク。
漆黒のヴィランズベンチマーク
こちらもスコアが19627から22194、平均FPSが136から151、最低FPSが52から64と平均FPSは暁月のフィナーレとほぼ同じ、最低FPSでは上々の結果である。
ついでに紅蓮のリベレーターベンチマーク。
紅蓮のリベレーターベンチマーク
こちらは前モデルのデータを撮り忘れていたので参考値。
20,000ポイント越えで、FPSも他ベンチマークとあまり変わらない数値に落ち着いた。
ただ、思ったのはいろいろなところでやっていたRTX 4070TiとのWQHD解像度との比較レビューよりも上昇幅が広かったという事。
やはり画面解像度がWQHD以上4K以下という微妙なところからくる差ではないかと予想する。単純にSPコアの増大もあるが、VRAM増加により生成した映像コマ数に余裕ができた事でFPSが向上したというべきか。
で、ふと気がついた。
紅蓮のリベレーターのベンチマークソフト、メモリを正しく認識していないようで、8GBになってる…コレ、どういう意味?
ただ、出してきているスコアや結果から考えると、多分表記だけが8GBで処理的には16GBで行われているのではないかと予想される。たしか以前にもVRAM表記がオカシイという問題があったので、その影響かもしれない。

正直、ビデオカードを入れ替えたといっても、大きな差を感じる事はないというのが印象だが、FPSの平均値は確実に上昇していて、安定感がある。
GPUの能力は最低FPSに反映される事が多いが、平均FPSは単純にGPU能力だけでなく、VRAMの効果が乗ってくるので、やはりVRAM 16GBという効果が出ている可能性はある。
これなら、来たる黄金のレガシーでもかなり余裕を持った表示をしてくれるのではないかと期待できる。

と言うわけで、あれだけ迷っていたにも拘わらず結局RTX 4070Ti SUPERへと乗り換えてしまった。
問題はかかったコストに対してどのように補填するか、という事だが…やはり今まで使用していたRTX 4070Tiを売却するしかないだろう。さて、幾らくらいで売れるモノやら…。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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