ELSA ONLINEで製品の再入荷連絡を希望したら、すぐに連絡がきた。
ちょっとした出来心で
先日、当Blogの記事でELSA ONLINEで黒のGeForce RTX 4070Ti Superを取り扱っていた、というのを書いた。
当初、ホワイトモデルの2ファン仕様のみを取り扱うのかと思っていた矢先、Webサイトを見てみたらプレミアムアウトレットという扱いで3ファンの黒モデルを取り扱っていた事を知った。
ただ、その時にはSOLDOUTとなっていて、入手はできなかったのだが、再入荷した時にメール連絡を希望できる状態になっていた。
以前、GeForce RTX 4070Ti SUPERのレビュー記事などをネットで見た時、思った程の性能向上幅でもなかったので、見送りか、さらに上位のRTX 4080 SUPERを狙う方がよいか? と考えたのだが、やはりRTX 4080 SUPERの価格が19万円程度と手の届く感じではなかった為、大凡、頭の中でRTX 5000シリーズまで延期かな…という感じでいた。
ただ、やはりVRAM 16GBの憧れみたいなものが心のどこかにあったとでも言おうか、念の為にメール連絡を貰うようELSA ONLINEで手続きだけしたのである。
もともと既存のRTX 4070Tiと入れ替えになる製品としてRTX 4070Ti SUPERが発表されたのだが、ミドルレンジでは大きく性能を伸ばしたRTX 4070 SUPERがNVIDIAとしては本命製品と捉えていたところもあり、RTX 4080 SUPERやRTX 4070Ti SUPERの弾数はそう多くないという話もされていた。
だからメール連絡なんてまず来ないだろう、来たとしても随分先の話になるだろうと思っていた。
ところが…来てしまったのである。
メール連絡希望を手続きしてから、その翌日に連絡がくるか? と自分でも驚いたのだが出来心みたいな思いで手続きしただけの話が、一気に現実になってしまったのである。
さて、どうするか?
正直、迷っている。
VRAM 16GBは、生成AIを稼働させるにも有利だし、何より4Kではないものの、3,840×1,600という解像度のモニタを使ってPCゲームをしている私からすると、VRAMの量はGPUの処理性能に大きく影響する。
しかもわたしは基本的にはウィンドウモードでゲームをプレイすることが多いので、ゲームの裏で動作するアプリケーションなどの表示も随時行われる事から、VRAMの量はあればあっただけ有りがたいものである。
だから当初RTX 4070Tiが発売された時には大いに残念に思った。メモリ帯域幅は192bit、容量は12GBと、その一つ前に使用していたRTX 3070TiよりはVRAM容量こそ4GB増えたものの、メモリ帯域幅は256bitから小さくなり、さらにその前に使用していたRadeon VIIから比べれば、容量は少なくなり、メモリ帯域幅は大幅減とGPU性能は伸びたものの、その周辺スペックが何とも心許ないものになったので、弱さをどうしても感じていた。
もっとも、GPU性能は桁外れなので、確かに普通に使う分には申し分はないというのはよく分かったが、どうしてもGPU性能を生かし切れていないような気がしてならなかった。
そんな中登場してきたのがRTX 4070Ti SUPERである。VRAMもメモリ帯域幅も納得できるレベルのものになり、ある意味、私の理想のスタイルでの登場である。
それだけに、今回の入荷連絡は迷いが出てしまう。
はじめ、半ば冗談で入荷連絡を受ける手続きをしたが、いざ現物が入荷したとなると、心に大きな迷いが生まれた。
数はおそらくそんなに多くない
今回、ELSAから連絡が来たが、入荷した数そのものはそんなに多くはないものと思われる。
RTX 4070Ti SUPERは、コアがAD103と以前のRTX 4070TiのAD104とコアが異なるので、どちらかというとRTX 4080系製品のコアの型落ち、歩留り落ちコアを利用しているものと思われる。
もともとそんなに多くの数を作らないと思われるAD103コアなので、生産数そのものも少ないだろうと考えると、製品の数も少ないと考えるべきである。
そう考えると、さらに今回の連絡を放置するのがもったいないというようにも思える。
ただ、だからといって14万円という価格はおいそれとポンと出てくるものでもない。
そんな足し算と引き算を頭の中でぐるぐるさせているのが今の状態である。
さて、どうしたものか?
予算的に…スマホの買い替えをまだ完了させていないので、購入する事はできるのだが、果たしてそれで良いのか?
実に悩ましいところである。