iPhone Xから入手したiPhone13 Proへ機種変更。
移行の前にやるべき事
先日入手したiPhone13 Proが手元に来たので、いよいよiPhone Xから乗り換えを開始する。
が、その前に確認しておくべき事がいくつかある。
それは二段階認証が必要なアプリの移行は、時に事前手続きが必要だからだ。
LINEなどの場合は、結構この手の情報はありふれているが、銀行関係のアプリなどは特に気をつける必要がある。
あと、二段階認証の専用アプリとして有名なものとして「Microsoft Authenticator」や「Google Authenticator」なども、事前手続きが必要になるだろう。
そういった事を考えずに機種変更して失敗…なんて事になっても、最悪何とかなるのだが、手続きが非常にややこしいので、できれば事前に準備して回避したいところである。
が、私は前機種を売却しているわけではないので、トラブルが起きたとしても前機種で処理できるので、この辺りは比較的安心である。
機種変更に伴う設定の移行に関しては、iPhoneはクイックスタートを使用するのがもっとも簡単で失敗が少ないと私は思っている。
Bluetoothで前モデルから新モデルへと設定を通信で移していくのだが、その際、インストールしていたアプリ情報なども移していくので、クィックスタートの中でアプリデータの移行こそ行わないが、後にインターネット接続時にアプリをダウンロードしていくので、こちらから特別何かするという必要が無いのも楽な部分である。
ただ、Apple Payに登録しているクレジットカードの中には、電話認証で再登録する必要があるカードもある。私の場合、みずほ銀行のカードがそれにあたり、電話をかけて相手側オペレーターに本人確認をしないと、再登録できないといった事になった。
ま、そうしたトラブル以外は、クイックスタートで簡単に移行できてしまう辺り、iPhoneらしいと言えばらしい機能である。
SIMカードの移行
本体のデータ移行が終わった時点で、今度はSIMカードの移行をする。
物理的にはSIMカードを移動させるというただそれだけの事だが、驚いたのは、クィックスタートでAPN設定までもが移行済みだったという事。
通常、SIMカードを入れただけではモバイル回線での通信はできず、そのキャリアに合わせたAPN設定データをインストールする必要があるのだが、この設定までもがクィックスタートで移行されていたため、SIMカードを物理的に移動させただけでモバイル通信を開始した。
イマドキってこんな感じなわけ?
というか、今思い出したが、iPhone Xの本体をdocomoの保証で入れ替えた時も、APN設定の再設定はしなかったな、と。
…便利な時代になったものだw
ただ、思ったのはコレがもしeSIMだったらどうなるのだろうか? という事。
物理的なnanoSIMだから、入れ替えれば良いというだけの話だが、これがデータで提供されているeSIMだった場合、自力での機種変更というのはできるのだろうか?
OSのバージョン違いに関して
そういえば、今回驚いたのが、iPhone13 ProにインストールされていたiOSがiOS 17.2だったのだが、クィックスタートを始めた時、データ移行が終わった後、自動的にiOSのアップデートが行われた。
以前は、クィックスタート以前に、一度仮設定でiOSをアップデートしてから工場出荷状態に戻して、そこからデータ移行したのだが、今回はデータ元がiOS 16止まりだったせいか、クィックスタートの流れの中でアップデートが行われた。
これ、移行元と移行先のiOSのバージョンで、移行先の方が古い場合、同じように自動でアップデートしてくれるのだろうか?
コレ、最新のiPhoneを購入した時にも起こりうる現象で、秋に発売された時に最新版だったとしても、その半年後に新iPhoneに買い替えた時、iOSのアップデートが行われていたりすると、時々その購入したiPhoneのOSが最新版でない時があるので、案外起きやすい事例だったりする。
おそらく…そうした問題は今はもう解消されているとは思うのだが、簡単に移行できると思っていた矢先にめんどくさい事をしなければならない事になるので、何とかして欲しい問題だと思っている。
…ま、クィックスタートなんて技術があるのだが、その辺りはもう解決しているのだろう…と思う事にする。
というわけで、とりあえずiPhone XからiPhone13 Proへと四世代分iPhoneを新しくした。マスクしたままFace IDでロック解除できるようになったのが地味に良かったところである。
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