テキトーなライフスタイル

 昨日の件もそうだが、どうも私は誤解されがちな性格らしい。
 このBlogのサブタイトルにもあるが、基本、私はテキトーな性格をしている。
 自分の好きな事にはトコトン凝った事をするが、それは何も私だけの話ではあるまい。
 であるから、普段の私はかなりテキトーでいいかげん(良い加減ではない)なのだが、そう見えない時があるらしい。
 仕事は確かにやるべき事はやらなければならないとは思っている。
 だが、もともと管理には不向きなのである。
 根がテキトーなので、管理漏れがかなり出る。
 これがスパンの長いプロジェクトだったりすると、そうした管理漏れが幾分か修正され、プロジェクトそのものがちゃんと回って見えるのだが、スパンが短い話となると、あっという間に破綻してしまう。
 この問題があるからこそ、今の職場に入った直後くらいに問題となったのだ。
 もちろん、この弱点を克服すべく、いろいろな事を考え、またやってみたりもした。
 だが直る事は全くなく、逆に周囲から「使えない人」という認識をもらうハメになった。
 …多分それは今も継続中である。
 こんな話をすると、ふと思い出すのが銀河英雄伝説のヤン・ウェンリーである。
 キャゼルヌがユリアンに「ヤンは半年先は見えるが明日の晩飯が何かは見えていない」なんていう台詞を言うのだが、そういう意味では私も何となくそんなタイプなのかもしれない。
 もちろん、私が見ている半年先の話など程度が知れている訳で、そこに才能の差があるのは言うまでもない。
 自分自身がドン詰まっている今、この弱点がまともに顔を出し、それによって周囲に被害を与えている状況がある。さらにその被害を与えている事で私自身が焦り、そこからさらに二次被害が発生中という、デフレスパイラルのような悪循環が出来てしまった。
 人間嫌いの私が、さらに人間嫌いになる要因である。
 さて、これから先、どうやってこの状況を切り抜けていくか?
 一番簡単なのは、台風一過のごとく、過ぎ去っていく事なのだが…。
 テキトーゆえ、その対処もまたテキトーな事しか考えていない。
 それが私なのである。懲りないヤツだ…

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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