スリムな扇風機が欲しいカモ。
場所との戦い
夏場、メインの冷房装置と言えばもちろんクーラーという事になるが、クーラーだけでは当然部屋の中を涼しくするのは不十分で、部屋の中では扇風機も同時に利用している。
あまり広くはない部屋の中で、扇風機がドンとその存在感を示しているわけだが、通常の羽根を持つ扇風機の場合、頭部分が大きいが故に、結構部屋の中で邪魔な存在になる事がある。
もっと広い部屋ならそんなに困る事もないのだろうが、どうにも邪魔な雰囲気は拭えず、どうにかこの存在をもっとスリムにして部屋の中で少なくとも「邪魔」と思えない存在にしたいとずっと思っていた。
この問題を解決するにあたり、一番良い方法はというと、Dysonなどから発売されている、羽根のない扇風機を使用する方法であり、これはDysonがエアマルチプライアーを発売した頃から実は注目していた。
当時は、バルミューダが内側と外側で逆回転する高級扇風機を発売していた時代で、高級家電が徐々に認知されてきた時代でもあり、Dysonのエアマルチプライヤーもその高い価格は高額とされながらも、ライバルとの価格差で認知されてしまえば驚く程ではない、という感じだった。
その頃から数年が経過し、そして今、改めて羽根のない扇風機の必要性を実感しているワケだが、できれば導入したいなぁ…と日中考えていた。
とにかく縦長
Dysonとは言わないが、この羽根のない扇風機を導入したいと考えているもう一つの理由が、その風が吹く場所が縦長で結構な幅で涼しくなる、というものである。
羽根のある扇風機だと、結局羽根の回転に合わせたところしか風が吹かないため、背の高い扇風機を導入しても、頭の部分しか風が吹かない。ところがDysonを初めとする羽根のない扇風機は、縦長の幅広い部分で一斉に風が吹く事で、椅子に座った状態であれば、頭から足下まで涼しくなる傾向にある。
卓上型のものもあるが、私が狙っているのはタワーファンであり、より広い範囲をカバーできる扇風機という事になる。
想定するに、今までとは全く異なる使用感のものなので、個人的には結構な期待がかかる製品で、導入してみたいという思いがある。
単機能製品として
主としてDyson製品の話になるが、このタワーファン、最近は空気清浄機能を内蔵したモデルが主流となりつつある。
タワーファンの足下付近にフィルターを内蔵する事で、PM1.0クラスの微粒子から除去できるというのがウリのようだが、個人的にはこの機能は不要だと思っている。
もちろん、大気汚染だとかそういうのを気にする場合には必要な機能と言えば機能なのだが、フィルターの目詰まりが原因で、扇風機として上手く機能しない可能性があるので、できれば単機能として使用できる方が私としては有り難い製品と思っている。
人によるので、単機能製品が良いのかは環境によるとは思うが、使いたいと思った時にフィルターの目詰まりが原因で使えない…という状況がない方が、より良い、というのが私の判断だというだけの事である。
あとは製品価格がどうなのか? というところだが…今年、導入できるかなぁ。