何かイロイロなゲーム関係の雑記。
NieR:Automat、100万本
昨年末から今年初めにかけて、日本発のゲームがすこぶる好調である。
NieR:Automatの累計出荷本数が100万本に達した。独特の世界観を持つこのタイトルが、まさか100万本というミリオンセラーを達成するとは思わなかった…とは言わないが、Steam版を始め海外版の評価も高く、その丁寧に作られた(とは言ってもバグもいろいろあった)作品が高く評価されたというのは、素晴らしい事である。
また、人喰いの大鷲トリコも非常に評価が高い。この作品は評価されてしかるべきタイトルと当初から言われていたが、その期待を裏切ることなく、海外でも高評価である。
ペルソナ5も評価が高く、これは私からすると意外だったなと思う所もあるが、結果としては世界的に認められたと言える。
また、Nintendo Switchが発売されたと同時に発売されたゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドの評価も、遊びやすさなど、いつものゼルダらしい作り込みと感触の良さなどが評価されている。まぁ、任天堂の作りはもはや常連的な作り込みなので、評価される事は間違いの無い話ではあるが、実際その結果がそのまま出てきている。
これらの海外の評価というのは、レビュー集計型サイト「Metacritic」による評価をベースにした話だが、集計結果という面で見ても、間違いない評価と考えてよいだろう。
私はNieR:Automatをプレイしたので、その面白さはもちろん理解していると思っているが、正直、コレで終わって欲しくないタイトルだと感じている。
シナリオ上、DLCは難しいとは思うのだが、ぜひ2Bたちの他地区で実施された地球降下作戦を見てみたいとも思うし、A2たちの真珠湾攻撃の話も見てみたいと思うし、今回のシナリオの中にある、まだ残っている明かずの扉の追加シナリオがあると良いなと思ったりする(自爆ロボがいる扉の事)。
他にも、もっと楽しみたい、と思えるタイトルはあると思うが、そう思えるタイトルがあるという事は素晴らしい事である。しかもそれらがここ最近発売された日本タイトルに多いというのは、海外ゲームの勢いがある今にあって喜ばしい事である。
往年のタイトルの復活
そんな中、4月5日に、実に32年ぶりに現行デバイスで復活したタイトルが配信された。タイトーが1985年にゲームセンター向けに発売したLDゲーム「タイムギャル」である。一応、このタイトルは1990年代を中心にいくつかのデバイスで移植版が発売されているが、今回はスマートフォン向けに配信された。
このタイムギャルは実に珍しいタイトルで、その作りは実に特徴的である。基本、アニメーションだけで構成されていて、その場面毎にレバー操作もしくはボタン操作を要求され、その対応アクションをしてシーンをクリアしていくというスタイルを採っている。
アーケード版が出た当時、動画を収録したレーザーディスクを筐体内に収めていて、それを常に再生しつづけるという方法で映像を切れ目無く再生、ゲームシーンでもミスしたらミスしたシーンの動画を再生するという繋ぎ方をしている。
休む事なくアニメーションが続くため、動画技術が今ほど確立していなかった当時からすると、まさに動画技術の最先端をいくタイトルだったと言えるのではないかと思う。
本作も含めていくつかレーザーディスクゲームは製作されているが、タイムギャルほど人気を博したゲームはなかったように思う。
それが、今回はスマホで復活という事で、価格も840円(税込)と非常にリーズナブルな設定で復刻された。
気になる人はチェックしてみてはどうだろう。
この先期待のゲーム
個人的にこの先発売される予定のあるタイトルで大きく期待しているタイトルというのは実はそう多くない。
PS4版グランツーリスモはまぁ、安定しているタイトルなので期待をしていないわけではないが、心配もしていない。順当に良作になるのではないかと予測している。
特に私が期待しているのは、PS4版ドラクエXIと3DS版ファミスタ クライマックスである。
ドラクエXIは今更いうまでもないタイトルだが、おそらくは遊びやすさで良作となる可能性は高い。ドラクエIXの時のような失敗さえしなければ良作になるだろう。
3DS版ファミスタ クライマックスは、往年のファミスタシリーズの最新作という事もあって、いろんな要素を詰め込んできている。野球というジャンルが中心にきている為か、遊ぶ層が今と昔では全く異なるというのも特徴的で、年々進化しているとはいうものの、受け止める側がどのような評価をするのかが気になるタイトルである。そんなファミスタ クライマックスだが、4月5日から体験版が配信されている。起動制限などもあるので、遊び続ける事ができるものではないが、試してみたいという人はダウンロードしてみるのもよいだろう。
これら以外に期待できるタイトルがあるのか? となると…実は思い浮かぶモノがない。
これはこれでちょっとマズイのではないか? とも思うのだが、何事にも波はあるので、今がそのタイミングなのかもしれない。
ただ、タイムギャルのように、往年の名作を引っ張ってくるというのは十分あると思う。
ファミスタもそうだが、明らかに今プレイする層と昔プレイしていた層は異なる価値観を持っているため、昔のヒット作を今に復元するという手は十分ありうる話ではないかと思う。
ああ、そういえばPS4にパラッパラッパーが復刻するという話があったか。これはちょっと期待できるかもしれない。
この勢いで、セガもスペースチャンネル5とかを復刻するのもアリなのではないかと思うのだが…。独特のセンスを持つタイトルなので、今どのような受け止められ方をするのかは気になるが、個人的にはウケるのではないかと思う。
元気だった頃の日本タイトルを復刻する事で、コンテンツの層が厚いという事を再認識する事で、今のクリエイターに刺激を与えるのも、産業としては必要な事ではないかと個人的には思うのだが…。
さて、この先の方向はどの向きに進んで行くのだろうか?
ニーアはやりたいなと思ってるタイトルなんですが、待ちに待ったトリコやダークソウル3すら全然やってないのです。
数年前の私だったら禁断症状が出てたと思いますが、一番の趣味をカメラにしてからはめっきりプレイする時間が減りました。
やり始めたらドップリになる可能性はあるんですが、花の多い春は撮影に出掛ける機会が増えるので、更にやらなくなりそうです。
でも、先に挙げた3タイトルはやりたいですねー。
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NieR:Automataは是非ともプレイして欲しいタイトルかな。
ストーリーの展開そのものは「あ、やっぱり?」と途中から思えてくるかもしれませんが、個人的にはオススメできるものです。
アクションも良いし、何よりものすごくスタイリッシュな動きをするので、見ていて爽快です。
最近はちょこちょこ名作が出てるので、たまには他にも目を向ける事をお薦めしますw
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