夢の移動デバイスとまで言われ、私的に広く一般に普及する事を夢見たデバイスがかつて存在していた。
しかし、日本の道路交通法の問題で一般に広まる気配は全くなく、ちょっとしたイベントで使われるぐらいで徐々にその認知度もなくなってしまったアレは今どうしているのだろう?と、何故か突然思い出した。
“アレ=Segway Human Transporter”
別名ジンジャーと呼ばれた、Segway HTである。
ジャイロ制御でバランスを取る電動の移動デバイスで、微妙な体重移動で制御する。
今の製品は名前もSegway HTから、モデル名でSegway® PT i2とかSegway® PT x2とか呼ばれているらしいが、基本的なところは何も変わっていない。
法律上の問題から公道を走る事を禁じられているワケだが、使う場所によってはかなり有効なデバイスである事は、いくつもの事例が証明している。
で、突然思い出したので、公式サイトを探してみたらちゃんと公式サイトが存在していて、興味深い記事が掲載されていた。
日本SGI、東京ビッグサイトの協力のもとセグウェイの実証実験を国内で初めて実施
たしかにビックサイトくらいの広さならこのデバイスは十分活躍できるだろう。
だが、ちと気になるのは、ビックサイトは東館と西館に分かれている事。
もちろん、渡り廊下や外にある通路を使っていく分には問題はないだろうが、人の出入りが多くなると結局公道に出て両館を行き来したりする事がでてきてしまう。
…公道はヤバいだろ?w
免許制でもいいから、これで公道を走れるようにしてほしいなぁ。
まぁ…あまり路面が荒れていたら乗れないだろうから、ホントに限定的な使い方になるだろうけど…
2007/11/07 • 2 comments
やっぱり、セグウェイは、総合大学とかの広くて平坦な土地でテストするのが一番なんでしょうなぁ。
昔のあの設定がなつかしいっすね。
たしか、関西にも時間制のツーリング感覚で乗れるところがあったはずなんですが、機会があればのりたいなぁと。
ただ、免許制にしても、どうしても無茶する輩がでてくるので、今度は自治体で不可になったりするんじゃないかなぁと思ったり。
やはり、あの車体を自在に操るには、日本はあわないのですかねぇ。
返信
実際にはもう実機テストという段階は終わってて、一般販売してるよ。
ただ、運用するための条件がかなり特殊なので、その運用地においてのテストが一部行われているだけ。
特にビックサイトなんていう公共施設だから、テストという段階を踏んでるんだと思う。
民間企業とかだと、テストなしでも導入できると思うよ。
免許制にしても無茶をする輩が出てくるというのは予測できるけど、Segwayの時速を制限する事で回避できるんじゃないかな。せいぜい自転車の8割くらいの速度で…個人差あるかw
でもスクーターよりもずっと環境にいいし、手軽。
特に無公害なのがいい。
自転車がダメならSegwayに…そんな日本がやってくるといいなぁ。
返信