ドイツのハノーバー市ハノーバーメッセでCeBIT 2008が開催される。
IT関連の展示会であるCeBITは例年、世界最大規模のIT展示会として知られており、今年も何かしら大きな発表があると考えられている。
個人的な希望とすれば、AMDがIntelにアドバンテージを見せつけるかのような発表があるといいなと思っているのだが、どうなる事か。
ただ、現時点でAMDは4GPUによるQuad CrossFireを可能にするドライバを出してくるという話がちらほら聞こえてきている。
もともと1枚のビデオカードに2つのGPUを搭載したカード“Radeon HD 3870 X2”が発売されているわけで、物理的には4GPU構成は可能だったわけだが、問題はドライバであるcatalystがそれに対応していなかったという事情がある。
ビデオカードの世界も、CPUと同じく今以上の性能を今の消費電力内で出すためにマルチGPU化が必須と言われており、今回のドライバでようやくマルチ化へと大きく前進するのではないかと思われる。
しかもAMDはチップセット内蔵ビデオと外付けのビデオカードでマルチGPU化するという方法も発表しているため、今回のドライバでそういった使い方も展示してくる可能性がある。
私が気になっているのは、まさにその内蔵ビデオと外付けビデオの融合であり、場合によっては比較的安価な構成で性能向上が簡単にできるようになるかもしれないという期待がある。
とりあえず情報サイトの更新を待ちたい。
衝撃的な発表を期待して。
2008/03/04 • no comments