CeBIT 2008にて、AMDのみならずNVIDIAまでもが新しい製品を発表した。
NVIDIAはGeForce9800 GX2という新しいビデオチップを2つ搭載したカードを展示したらしい。
搭載されているコアは65nmプロセスで製造され、コアクロック600MHz、シェーダクロック1,625MHz、メモリクロック2,000MHzのスペックになっているそうだ。
またGPU 1個当たりのStreaming Processor数が128個で、メモリインターフェイスは1GPUあたり256bitとなっているようだ。
ここから考えられる事は、比較的GeForce8800 GTXから大きな進化をしていないという事。ただし、これはあくまで参考のようなスペックであるため、まだまだ公開されていない何かがあるのかもしれない。
一方、AMDは45nmプロセスで製造されたPhenomや、マルチGPU化が可能なチップセットAMD780Gを発表したそうである。
驚きなのはAMD780Gの性能で、内蔵チップセットとしては初のDirectX 10対応を果たしているとの事。
このチップセット内蔵ビデオ機能と、外付けのRADEON HDはマルチGPUとして使用する事ができるそうで、パフォーマンス的にもかなりレベルの高いものになっているという。
ここ最近、ビデオ機能においてはNVIDIAが圧倒的な強さを誇っていたが、ようやくRADEONも巻き返しが可能になってきたような気がする。
元々発色はRADEON系の方が綺麗という話もあるし、あとはソフト周りの性能をどうするか?という課題が残っていた。
ようやくその問題点が少しずつ解決してきたのかもしれない。
まぁ…だからといって私が製品を買えるという話ではないのだが…
2008/03/05 • no comments