購入してからしばらくずっと放置していたDSソフト“DS西村京太郎サスペンス2”のメインシナリオを終了させた。
メインシナリオはほとんど躓くことなく進めることができるのだが、文章を一字一句しっかり読みながら進めると意外と時間がかかるため、今まで終わらせることなく放置していた。
とりあえず前作もそうだったが、とにかく躓くことがない。
特に今回は初心者向け機能が搭載されていて、謎がある移動場所には「!」マークが表示されるという、何ともお節介な機能が…。
こんな簡単なミステリーでそこまで親切にしなくても…と思ったりするほどである。
まぁ、ストーリーを楽しむという意味ではレスポンスがかなり良くなるため、便利といえば便利な機能。使い方次第といったところである。
そのストーリーだが、正直先が読めてしまうのはいささか残念である。
謎という謎があまり難しくないため、ストーリーを進行させていくとどういった流れになるのかが簡単に予測できてしまう。
それでもちゃんと筋の通ったストーリーであるため、面白くないワケではない。手軽にミステリーを読みながら楽しみたいという人には向いているといえるだろう。
逆にミステリー小説で慣れきってしまっているミステリーマニアには全く物足りない出来である。
一方、100問ついてくる問題集“West Village2”(直訳すると西村2)はなかなか手応えがある。
私もまだ10問ほどしかクリアしていないが、一番レベルの低い問題でもそれなりに楽しめる。
このWest Villageは前作にも搭載されていた機能で、ミステリーの謎解き部分だけを抽出したモードだ。
文章の矛盾点を見つけたり、地図に経路を記入したり、路線図や時刻表を使ったり(西村京太郎ならコレはあって当たり前)と、なかなか多岐にわたって面白い。
メインシナリオを終わらせたので、これからしばらくはこのモードで遊ぶ事になる。
私のように時間がないなぁと思いながらもミステリーにちょっと興味があったりという人は、電車の中で遊んだりもできるためマッチングしているのではないかと思う。
ミステリーをどうしてもゲームで…という人はあまり選択肢がないため、このソフトは候補に自然と入るだろう。
そしてそうなったとしても、大きく期待を裏切る事はないと思う。
ぜひプレイしてみてもらいたい。
私もミステリー好きなんで気にはなってましたが買ってないです。
西村京太郎「サスペンス」なので火サスのノリなのかと思ってたんですが、矢印とは…(^_^;)
実は本編より100問のミステリー系問題が気になってるところでした。そっちは普通みたいで良かった…w
ミステリー系と言えば、スクエニのΣハーモニクスがなかなか面白いです。
アドベンチャーRPGでもあるんですが、情報の断片を集めてそれを論理的に組み合わせて推理すると言う流れになっていて、推理が真実に近い程ボスが弱体化します。
面白いのが推理が間違っていても間違っているなりに結論を出して先に進む事。間違えても答え合わせはありません(大間違いするとボスは強いままですが)。
決定するまで何度でも推理出来るし、推理の組み合わせもかなりのパターン存在するのでなかなか歯ごたえあります。
スクエニだけに数は出てるんで、中古で安くなったら買ってみてはどうでしょう?
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いや、火サスのノリですよ。
そりゃもうオープニングからして火サスですw
ただ、間違った選択をしても躓くことがなく、再度選択できるという部分がとてつもなく難易度を低くしているわけです。
要するに、間違った選択をした時のシナリオがない…という事でしょうな。
もっとも、推理が多発する作品なので間違った選択をした時のシナリオを作っていたら、とんでもない文章量になるでしょうが…
West Village2はなかなか手応えありますよ。
短編…というほどではない問題集ですが、ハマれます。
前作にもWest Villageはありますから、中古で前作からやってみては?
Σハーモニクスは…ノーマークだったなぁ。
ちと調べてみます。
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